やる気が続く！「集中力」の身につけ方

こんにちは！
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回は、子どもの『集中力』の身につけ方をお伝えします！

能力開発の本質とは何でしょうか？

それは一言でいうと、「スピード」です。
例えば、「将来、子どもに活躍してほしい」とします。

活躍するためには、「結果を出す」必要があります。

結果を出すためには、「たくさん行動する」必要があります。

たくさん行動するためには、「効果的な行動を速くたくさんする」必要があります。

この「速くする」ために必要なのが「集中力」です。

今回は、やる気が続く！「集中力」の身につけ方というテーマでお伝えいたします。

1. 集中力を自然に伸ばす

集中力があると、たくさんのことを速くこなすことができます。

また、集中できているときは、同じ時間内でも速くたくさんの結果を出せます。
すなわち、集中力はスピードアップにつながる最も大切な能力の一つなのです。

無我夢中な状態で目の前のことに没頭し、次々と成果を出し続けている状態を心理学者のチクセントミハイは「フロー（状態）」と名付けました。

まさに流れに乗って、突き進んでいる状態です。

このフロー状態ではやる気が続き、失敗を失敗と感じません。
普段なら一見失敗に感じるような出来事も「次へのステップのための課題」だと受け取り、試行錯誤をして乗り越えていきます。

没頭していると、ひらめきやアイディアが湧きやすくなり、集中力のみならず、問題解決能力やその他の能力もグングン伸びていきます。

そうしたことで、自然と能力と才能が伸びていく状態になるのです。
 

2. 集中力が高まる環境

どうすれば、子どもをこの『無我夢中な状態（フロー）』に導くことができるのでしょうか。

その答えは、「好きなようにさせる」です。

環境設定として、子どもに遊んでほしい（学んでほしい）ものを用意し、その中で子どもに好きなようにさせます。

すると、子どもは今の自分を最も成長させるものを勝手に選び、遊び（学び）はじめて、どんどん集中していきます。

チクセントミハイは「自然の法則は必然なので、好きなようにさせれば、子どもたちはフローを見つけ出す」と述べています。

『無我夢中な状態（フロー）』をつくり出してくれるものを、子どもは勝手に選んでくれるということです。
 

3. 集中力の導き方

親のしてほしいことにも集中してもらうには、どうしたらいいのでしょうか。

それには、「子どもが集中しているもので一緒に遊ぶこと」がカギとなります。

子どもの興味に寄り添い、その対象について、一緒に遊ぶ（話す）のです。
脳科学的には、以下の2つのメリットがあります。

・子どもが集中している世界で保護者が一緒に遊ぶと、短い時間でも脳の発達に役立つ
・たいして興味がないものに注意を向けたり、行動を変えたりするためのエネルギーがいらない

子どもが夢中になっているものを親も十分に一緒に遊んでから、親がしてあげたい別の遊びに誘ってみる。
そうすると、やる気と集中力を保ったまま、その遊びに参加してくれるのです。

こうした子どもの『無我夢中な状態（フロー）』をわかりやすくするために「夢中力」と呼んでいます。
「夢中力」を育むには、子どもが選んだものを否定せず、さらに興味を持つように促すのが大切です。

子どもは親や周りをよく見ています。

一生懸命に何かに取り組む姿を見せながら、子どもの「やる気」をうまく導いていきましょう。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました！
 

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