人工知能に負けない「問題解決能力」
こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。
今回は、人工知能に負けない「問題解決能力」についてお伝えします!
私たちの生活に切っても切り離すことが出来ない人工知能AI。
その人工知能が私たちの生活に多く関わっていることで、不安に感じてしまうことも多いのではないでしょうか。
しかしながら、ひらめきやアイディアの創造性、問題解決能力といった点で最適な解決案を引き出す能力は、人工知能にとって至難の業であります。
これからのAI時代においても、創造性と問題解決能力をしっかりと身につけていけば、周りの変化に柔軟に対応でき、社会の中いきいきと活躍していけるのです。
今回は、人工知能に負けない「問題解決能力」というテーマでお伝えいたします。
【もくじ】
1.「創造性と問題解決能力」の身につけ方
2. 0歳からできる!「イメージ力」強化法
3. イメージリハーサルで成果を出す
1. 「問題解決能力」の身につけ方
私たちは脳波がアルファ波を出すリラックス状態に入ったとき、ひらめき・発想力などの創造性を発揮することができます。
また、問題解決のためにアイディアを出すのにもリラックス状態に入ることが必要になります。
そうすることで、創造性が向上し、アイディアが湧きやすくなるのです。
子どもの場合、大人に比べると普段からリラックスした状態でいることが多いため、いざ遊びに集中すると、次々と大人の発想の枠を超えたひらめきや、アイディアを思いついて実行に移していきます。
ひらめきやアイディアの本質は異なった記憶の結びつきで、問題解決の糸口は今までにない記憶の新たな組み合わせから生まれるのです。
「イメージ力」を高める、そのためにリラックスかつ集中した状態をつくりだし、培った「イメージ力」を存分に活用できるようになれば、人工知能に負けない問題解決能力を身につけることができるのです。
2. 0歳からできる!「イメージ力」強化法
●0~1歳
このころは、母子一体感によるリラックスがベースとなります。
この時期に与えられた刺激は、記憶には残りませんが、やがてその子の基盤となります。
・たくさんよいものを見せる
・さまざまな音を聞かせる
・においをかがせる
・味を覚えさせる
・心地よい皮膚刺激をいっぱい与える
など五感を刺激することが大切です。
また、絵本の読み聞かせやリトミックもお勧めです。
●2歳
「ごっこ遊び」をたくさんするようにしましょう。
何かを食べるまねをしたり、おままごとやお医者さんごっこ、乗り物ごっこをしたりなど、遊びの内容は多岐にわたります。
「ごっこ遊び」は、この時期に欠かせない、頭の中でイメージを表現する方法です。
イメージ力のみならず、コミュニケーション能力や表現力、ルールを守るなどの社会性にいたるまで、さまざまな能力が身につくとされています。
●3~4歳
自分の力で「レッスンスイッチ」を行う術を身につけさせていきましょう。
3歳までは、触れ合いや言葉かけが「レッスンスイッチ」となり、安心感とやる気が向上し、学習力を高めることができます。
今後は、自分だけで「レッスンスイッチ」に取り組めるように促していきましょう。
《深いリラックス→集中→イメージ》の順番を意識してみるとよいでしょう。
3. イメージリハーサルで成果を出す
5~6歳からは「イメージリハーサル」を行います。
イメージリハーサルとは、日常生活の中で、「何かをする前にうまくできている自分の姿を想像の中でシミュレーションする」というイメージトレーニングの一種です。
『イメージリハーサルの例』
・親が話した物語の続きをイメージで膨らませるなど、『お話の続き』を考える
・イメージの中で、自分を何か別のものになりきらせて、見たり聞いたり感じたりしたこと『もしも〇〇だったら』といった視点で文を作ってみる
・さまざまなシーンでの成功イメージを想像する
脳はイメージで練習したことと、実際に練習したことを区別できません。
イメージの中でリハーサルを行うことで、イメージ通りの成果を出し、人工知能に負けない「問題解決能力」を身につけましょう。
【ポイント】
・問題解決能力を高めるにはリッラクス状態になることが必要
・年齢別によるアプローチでイメージ力を育む
・日常生活の中での『イメージリハーサル』でイメージ力を強化させる
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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