赤ちゃんの「姿勢反射」を確認しよう!
こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。
今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!
赤ちゃんの発達の指標のひとつに、「姿勢反射が正しく行われるか」というものがあります。これは10ヶ月検診で調べることが多いようです。
正しい発育のための重要な反射ですのでご紹介しておきますね。
今回は、【赤ちゃんの「姿勢反射」を確認しよう!】というテーマでお伝えいたします。
1. 姿勢反射とは
2. 姿勢反射ができているかのチェック方法
1. 姿勢反射とは
姿勢反射とは、身体の姿勢やバランスの調整・維持をするための反射です。
これに対して、脳幹や脊髄によって、無意識のうちに起きる反射のことを原始反射といいます。
原始反射は胎児のころから始まり、やがて消失し、その後に姿勢反射を覚えていきます。
ここで確認するのは、身体が急に傾いたときに、無意識に手足が出る「姿勢反射」の一種です。
これは、赤ちゃんが二足歩行を始めたときに、バランスよく歩き、けがをしにくくなるためにも重要な反射と言えます。
これらの反射は、一般的には生後6か月ごろより現れ始め、その後、一生持続します。
反射が出ているかをしっかりと確認しましょう。
2. 姿勢反射ができているかのチェック方法
◆パラシュート反射(6~10ヶ月の赤ちゃん向け)
赤ちゃんをバランスボールに座位姿勢で載せて、腰のあたりを持って落ちないように注意しながら、不意に前に倒してみます。
このとき手が前に出るかどうかを見ます。
これがパラシュート反射です。
同様に左右や後ろも行いましょう。
◆ステッピング反射(8~10ヶ月の赤ちゃん向け)
赤ちゃんのわきの下を持って立たせた状態で身体を大きく前に倒します。
このとき。倒れないように左右どちらかの足を前に出すかどうかを見ます。
これがステッピング反射です。
今回は上記の2例を紹介いたしましたが、他にもさまざまな確認方法がありますので、もし興味があれば、ぜひ調べてみてくださいね。
・姿勢反射とは、身体の姿勢や運動中の平衡感覚を調整・維持するためのもの
・獲得した姿勢反射は消失しない
・パラシュート反射やステッピング反射を試して、姿勢反射のチェックをしましょう
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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