脳を育てる!0歳の知育の重要性とおすすめの運動

最終更新日:2024/08/01
こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。
生まれたばかりの赤ちゃんの脳にも、大人と同じほどの数の神経細胞があること、ご存知でしょうか?
脳の神経細胞は、成長に合わせて数が増えるのではなく、つながりを増やすことで発達するのです。
特に0~1歳は、神経細胞が最もダイナミックな変化を遂げる時期であるとされています。
今回は、脳を育てる!0歳の知育の重要性とおすすめの運動というテーマでお話します。
1.1歳までに使われなかった脳の回路は閉ざされてしまう!?
脳内の回路をつくるべく、神経細胞同士をつなぐ役割を担うシナプスの数は1歳までに急増します。
よく使う回路は強化される一方、使う頻度が少ない回路のシナプスは、やがて刈り込まれ、閉ざされてしまいます。
これは、生後あらゆる環境に適応するために行われる、脳の戦略だといえるでしょう。
まずは必要以上の回路をつくり、使ったものは残し、使わなかったものは減らしていくといった寸法です。
たとえば、世界中のどんな言語にも対応できるよう、生まれた直後の脳にはあらゆる発音を聞き分ける可能性が残されています。
やがて、1年の間に使われることのなかった回路は閉ざされ、
英語圏で生まれた子は英語の発音が、日本で生まれた子は日本語の発音が聞こえやすいように脳が特化していくのです。
そのため、脳を育てる取り組みは0歳からスタートすることがおすすめです。
2.学習能力の基礎は「粗大運動」で
赤ちゃんの体における発達は上から下へと進み、首すわり→腕・肩の動きの拡大→腰の安定→足という順番をたどります。
その際、全身を使う「粗大運動」によって、
・バランスや姿勢維持を司る「前庭覚」
・体の部位の位置や動きを察知する「固有覚」
・情緒の安定に関わる「触覚」
などの感覚が刺激され、学習時に必要な姿勢コントロール力や集中持続力の基礎が発達するのです。
しかも「粗大運動」をしっかり行うことで、視覚や聴覚、手先を使う「微細運動」の発達も促進され、
学習能力が向上するための底支えとなります。
3.0歳のうちからできる取り組み
この時期に必ずしておきたい取り組みの1つが「うつぶせ運動」です。
うつぶせ運動は、赤ちゃんの首や背中の筋肉を発達させて、首すわりを促進させます。
首すわりが進むと、見える世界が安定するため、視覚が発達するとともに、周囲にある様々なものへの興味が広がります。
周囲から様々な刺激を取り入れる事が、脳の活性化につながっていきます。
EQWELオリジナルの「集中力カード」は、首すわりの促進と、視覚(見る力)をアップさせる最高の教材です。
使用する際は、赤ちゃんの様子に注意しつつ、慎重に行いましょう。
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また、ハイハイは全身の筋肉を鍛え、体幹を育み、二足歩行へと向かう大切なステップです。
周囲から危険なものや不要なものを取り去り、赤ちゃんに思う存分、たくさんハイハイをさせてあげてくださいね。
【まとめ】
・全身を使う「粗大運動」によって、視覚・聴覚が発達し、学習能力の基礎が築かれる
・首や背中の筋肉の発達を促すうつぶせ運動で、首すわりを促進
・EQWELオリジナルの「集中力カード」を使ったトレーニングは、首すわりの促進と「見る力」の向上に繋がる
・筋肉・体幹を鍛えることができるハイハイは、思う存分させてあげる
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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