子どもの集中力を伸ばす意外な方法とは?

最終更新日:2024/08/29

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

たとえば、あなたが「将来子どもに活躍してほしい」と考えたとします。
活躍するためには、「結果を出す」必要がありますよね。
結果を出すには「効果的な行動を速く多く行う」必要があります。

この「速さ」のため、求められるのが「集中力」です。

集中力が高まると、子どもはより多くのことを達成できるようになります。

今回は、子どもの集中力を伸ばす意外な方法とは?というテーマで、集中力と能力が、グングン伸びる導き方についてお話します。

体験レッスンのお申込みはこちらから

 

1.集中力の重要性

集中力によって、作業を速く処理できた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
集中できているときは、迅速かつ適切に、豊富な結果を残せるのです。
すなわち、集中力はスピードアップにつながる、最も大切な能力の1つだといえます。

神経が研ぎ澄まされ、無我夢中な状態で目の前のことに没頭し、次々と成果を出し続けられる状態を、
心理学者のチクセントミハイは「フロー(状態)」と名づけました。
「flow=流れ」の意味の通り、まさに流れに乗って突き進んでいるような体感でしょう。
 

2.フロー状態に入ると

フロー状態では通常時以上にやる気が続き、失敗を失敗と感じません。
普段なら一見失態に感じるような出来事も、「次のステップのための課題」だと受け取り、試行錯誤をして乗り越えることができます。

この状態に入ると、ひらめきやアイディアが湧きやすくなり、集中力のみならず、問題解決能力など、さまざまな能力がグングン伸びていきます。

つまり、フロー状態は、能力と才能が最も発揮されるようになるのです。

積み木に集中する子ども

 

3.子どもをフロー状態に導くには?

では、どのようにしたら、子どもをこのフロー状態に導くことができるのでしょうか。
それはずばり、「好きなようにさせる」ことなのです。

子どもに遊んでほしい(学んでほしい)ものを用意し、その中で子どもを自由にします。
すると、子どもは今の自分を最も成長させるものを勝手に選び、遊び(学び)はじめ、どんどん集中していくのです。
このことを、チクセントミハイは「自然の法則は必然なので、好きなようにさせれば、子どもたちはフローを見つけ出す」と述べています。

子どもたちは、フロー状態に導いてくれるものを勝手に選んでくれるということなのです。
私はこのフロー状態を、わかりやすく「夢中力」と呼んでいます。

「夢中力」を育むには、子どもが選んだものを否定せず、さらに興味を持つように促すことが大切です。
そうすることで、子どもはどんどん集中力を高めていくのです。

【まとめ】
・フロー状態とは、物事に夢中になることで、集中力が高まるだけでなく能力と才能が最も発揮できる状態のこと
・子どもに遊んでほしい(学んでほしい)ものを用意してあげることで、自然とフロー状態に入り、集中力が高まり、能力を伸ばすことができる

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
『子どもの天才脳を育てるコツ』好評販売中!
ポジティブ育児
『ポジティブ育児メソッド』 浦谷 裕樹[著]好評発売中!
https://www.eqwel.jp/30th/book_pojiiku.html


『子どもの未来が輝く「EQ力」』 浦谷 裕樹[著]好評発売中!
https://www.eqwel.jp/30th/book.html