やる気を引き出す魔法:自己決定の力とは

最終更新日:2024/09/05

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

子どもでも大人でも、やる気の源は「自分で決めること(自己決定)」にあります。
どれだけ自己決定したかが、やる気の大きさに影響を与えるのです。

今回は、やる気を引き出す魔法:自己決定の力とはというテーマでお話します。

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1.やる気のタイプは2つ

やる気には、2種類のタイプがあります。
①外発的動機づけ
報酬と処罰(アメとムチ)など、外側から与えられるものによってコントロールされるもの

②内発的動機づけ
よりよく学び、創造し、貢献したいという、内側から湧き出るもの

外発的動機づけと比べると、内発的動機づけのほうが、やる気を高め、持続できると言われています。
 

2.内側からやる気が湧く条件

内側からやる気が湧きあがるのは、次のような場合です。
 ①自主的に物事を決める
  自分でやりたい(自律性・自己決定)
 ②自分が有能であると感じられる
  能力を伸ばして発揮したい(熟達・成長・有能感)
 ③人々とのつながりが感じられる
  人々とよい関係性を持ちたい(目的・愛・貢献)

これらに基づいた行動をとると、次のようなメリットがあります。
・生産性、幸福感、興味、やる気が高まる
・長期的に外発的動機づけによる成果をあげる
・行動するためのエネルギーは容易に補充でき、安全、無限に再生できる
・肉体的にも精神的にも、満足できる状態をもたらす

以上のことから、子どものやる気を高めるには、子どもが自分で物事を決められるように導いてあげるとよいことがわかります。

集中する子ども

 

3.子どものやる気を引き出す方法

たとえば、絵本の読み聞かせのとき。
2~3歳であれば、「この2冊のどっちを読む?」といった2択で選ばせてあげましょう。
大きくなってきたら選択肢を増やして、やがては「どの本を読んでほしい?」と自由に決めさせるようにします。
読む時間や冊数なども自分で考えて決めさせてあげると、ますますやる気が高まることでしょう。

幼児期から自分でものごとを選択し、自己決定する力を養うことで、よいものを自力で選ぶ力を身に着けることができます。
この力は、その後の人生でも非常に重要です。
ぜひ取り入れてみてください。

【まとめ】
・子どものやる気を高めるには、子どもが自分で物事を決められるように導いてあげるとよい
・自己決定をすることで、よりよいものを自力で選ぶ力が身につく

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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