デジタル時代にも!賢い子どもを育てる「絵本の読み聞かせ」の力
最終更新日:2024/09/12
こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。
「賢い子どもを育てるために、幼児教育で一番大切な取り組みは何ですか?」 もしこのように聞かれたら、EQWELでは真っ先に「絵本の読み聞かせです」と答えます。
デジタル時代においても、絵本の読み聞かせは子どもの知育において重要な役割を果たします。
画面に頼らず、親子で本を共有する時間は、子どもの想像力や言語能力を育む大切な機会です。
今回は、デジタル時代にも!賢い子どもを育てる「絵本の読み聞かせ」の力についてお話します。
1.乳幼児期の読書習慣の重要性
乳幼児期は、読書する習慣を培うための絶好のチャンスです。
6歳、できれば10歳までは、徹底的に読み聞かせをしてあげるとよいでしょう。
多くの幼児教室や幼稚園、保育園、小学校などでも読み聞かせが取り入れられています。
これだけ絵本読みが取り組まれている背景には、早くから読み間かせをすることで、言語能力に優れた情緒豊かな子に育つという明確な理由があるのです。
2.学力の高い子どもたちの家庭環境の共通点とは?
小学生6000人を対象とした大規模調査では、学力の高い子どもたちの家庭に、以下のような共通点が見られました。
①子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした
②家には本(マンガ・雑誌を除く)をたくさん置いてある
③親が言わなくても、子どもは自分から勉強をする
④子どもが英語や外国の文化に触れるよう、意識している
これらの共通点のうち2つは本に関するものです。
学力が高い子どもを育む家庭には本がたくさんあり、親は意識して小さいころから絵本の読み聞かせをしていることがわかりました。
3.親子の絆を深める読み聞かせの効果
読み聞かせは、親子のよいコミュニケーションの機会にもなります。
絆を強め、心を豊かに育むきっかけにもなります。
絵本の読み聞かせの脳活動を調べた研究では、聞き手側に、前頭前野における血流減少が見られました。
このことから、聞き手は読み聞かせの際、心が癒やされて、精神的に落ち着いている状態になるということがわかります。
心が落ち着くことで脳の学習力が高まり、語彙をどんどん吸収していきます。
また、読解力も身につき、それらが高い学力を培うベースとなるわけです。
【まとめ】
・学力が高い子どもの家庭は、「絵本の読み聞かせをたくさんしていた」「本がたくさんある」という共通点があった
・読み聞かせは、親子の絆を深め、学力向上にも効果がある
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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