未来を決める「4つのスタイル」について【浦谷博士のEQ力コラム vol.15】

みなさん、こんにちは。
EQ力を育てるEQWELチャイルドアカデミーの浦谷裕樹です。

2019年も残すところあとわずか。
みなさんはどのような1年を送られましたでしょうか。

私は今年も講演会・勉強会・研修などが多く、
北は北海道から南は沖縄まで、全国50ヵ所以上で
約2500名の御方にEQWELメソッドのお話をしました。

また、現在育児系の第2弾の書籍も執筆中で、
2020年2月中頃に出版を予定しています。

2020年も様々な子育てのポイントを伝えていく予定ですが、
そのポイントの一つに、子育てでは定番ともいえる望ましいスタイル(接し方)があります。
どのようなスタイルなのでしょうか。

今回は、「未来を決める「4つのスタイル」について」というテーマで、
そのポイントをお伝えいたします。


 
 

子育てには「優しさ」と「厳しさ」の両方が必要です。

子育て

1980年代に開始された研究では、次の4つのうち、
どのスタイルが最も高い教育効果を期待できるのかが調べられました。

高い要求をして、支援する
高い要求をして、支援をしない
高い要求をせず、支援をする
高い要求をせず、支援をしない

この4つの中で「最も効果が高いと判明したのは、
① の「高い要求をしつつ支援を惜しまない子育て」
でした。

カリフォルニア大学のダイアナ・バウムリンド教授は、
この方法を「賢明な育て方」と呼んでいます。

①高い要求をして、支援する:「賢明な育て方」
厳しくも温かい接し方で、子どもとの関わりをしっかりと持ちながら、
高い期待を投げかけます。守るべきルールも決めますが、
そのときは、子どもを話し合いの輪に入れて、破ったらどうするかを伝えておきます。

子供がミスをしたときに罰するのではなく、教えることでしつけをするのが特徴です。

②高い要求をして、支援をしない:「独裁的な育て方」
親のルールの下で、命令に従うことだけを望む育て方で、
子どもは行儀のよさとは裏腹に、「自制心」の発達が遅れます。

自分の内側に自らを律する判断基準が育っておらず、
自分で善悪を判断しづらくなるのです。

③高い要求をせず、支援をする:「寛容な育て方」
親子の会話は多いのですが、甘やかすことも多く、
対立を避け、規律を嫌がるため、
自己評価のわりにルールを守らない子どもになります。

④高い要求をせず、支援しない:「怠慢な育て方」
子供が生活するのに必要な最低限のものは与えますが、
それ以外はかかわりを持たない育て方で、
ネグレクト(無視)と呼ばれる一種の虐待です。
こういった親に育てられた子供は非行に走りやすいといわれています。

子育て

「賢明な育て方」をすると、

・学校の成績がよい
・自主性が強い
・不安症やうつ病になる確率が低い
・非行に走る確率が低い

という効果があり、どこの国のどの年代の子どもに対しても
同じように効果が高く、
その効果は10年以上続くとのこと。

是非、「賢明な育て方」を心がけたいものです。

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2020年も関西を中心に各地で講演会・勉強会を開催します。

1月19日(日) 琵琶湖マリオネットホテル・講演会(滋賀県合同開催)
1月26日(日) 光明池教室・保護者勉強会(大阪府)
2月2日(日) 天王寺教室・保護者勉強会(大阪府)
2月9日(日) 新越谷教室・保護者勉強会(東京都)
2月11日(火・祝) 宝塚教室・保護者勉強会(兵庫県)

詳しくはEQWELチャイルドアカデミー公式HP
お知らせ・イベントページ
https://www.eqwel.jp/kouenkai/
または開催教室へお問い合わせください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。