実行機能を高める!年齢別しつけのポイント【3~6歳】

最終更新日:2024/11/14

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

しつけは、子どもの将来を明るく、ポジティブなものにするために欠かせない要素です。

正しいしつけをするためには、年齢に応じたアプローチが大切です。
前回は、0~2歳のしつけにおいて心がけるポイントをお伝えしました。
◆参照:実行機能を高める!年齢別しつけのポイント【0~2歳】

今回は、実行機能を高める!年齢別しつけのポイント【3~6歳】についてお話します。

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1.我慢できる時間が延びる幼児期

3~4歳になると待つことができる時間が伸びていきます。
幼児期以降も発達は続き、小学3~4年生ごろになると、
たとえば明日まで待てば、お小遣いが倍になると話したとき、翌日まで待てるようになるのです。

年齢とともに、徐々に我慢させる機会を設けましょう。

母と子

 

2.年齢別のしつけポイント

 
叱るときは子どもではなく「行為」を否定するよう心がけましょう。
自主性が生まれたら、可能な限り尊重します。

■3歳児
・叱るときは、子ども自身ではなく、行為を否定する
・表情や態度でいけないことを教える

イヤイヤ期の間は、頭ごなしに叱ると逆効果となってしまいます。
子ども自身を否定せず、「約束を守らなかったことを叱っています」と、子どもの行為を否定しましょう。
叱るときは、怒った表情ではなく、残念な気持ちを表し悲しい表情をするのがお勧めです。

■4歳児
・コミュニケーションのコツを教える
・わがままを通させない

泣きながらわがままを言う子どももいます。
わがままを通してしまうと、味をしめてしまうので注意しましょう。
泣かし続けるか、別のものに気をそらせるかして、我慢させなくてはいけません。
泣き止んだら、優しく抱いて、ほめてあげることが大切です。

■5歳児
・口出しを減らす
・子どもの意見を尊重する

自主的な行動が増えてくるので、自主性を尊重し、一人でできたことをほめてあげると、自然に動作が速くなります。
また、子どもの言い分が正当なときは親が負けてあげるようにすると、自分の気持ちをきちんと言える子に育ちます。

■6歳児
・お手伝いをさせる
・マナーを見直す

お手伝いで他人に尽くす心を育みながら、 小学校生活に向けた準備をしましょう。
子どもが人の話を最後まで聞き、質問に答えることができているかを確認しましょう。
「友達ができる」「勉強ができる」ことにも影響します。

また、日課としてお手伝いをさせるようにしましょう。
自分でやったほうが早いと思うようなことでも、いったん決めたことは子どもに任せて見守ることを心がけましょう。
子どもは効率よく達成する方法を工夫していくようになります。
お手伝いをしてくれたら、感謝を伝え、他人に尽くす心を育てましょう。

大切なのは、子どもを感情的に叱らないことです。
「ミスをしたときは教え諭すチャンス」であると考えて、
「それはしてはいけないことなのよ」と冷静に伝えた後に、してほしい行動を伝えます。

次年度からはじまる小学校生活に向けて、いま一度、マナーや礼儀が身についているかを確認しましょう。

【まとめ】
・叱るときは感情的にならないよう心がけ、子どもではなく「行為」を否定する
・自主性が生まれたら可能な限り尊重し、一人でできたことをほめてあげる

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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