脱・レッテル貼り!ポジティブな視点で子どもを導く方法

最終更新日:2024/10/24

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

子どもを接する際、注意したいことが「レッテル貼り」です。
「レッテル貼り」とは、物事に対してネガティブな決めつけをすることを指します。

レッテル貼りをしないためには、ポジティブな視線で子どもを導くことが大切です。

今回は、脱・レッテル貼り!ポジティブな視点で子どもを導く方法についてお話します。

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1.ネガティブな決めつけの影響

子どもに次のような言葉を聞かせてしまってはいませんか?

「○○ちゃんはあまり運動ができないみたいね」
「あなたは散らかし屋なのね」
「この子は繊細すぎるわ」

こういったネガティブな決めつけが強い言葉を聞き続けると、子どもは自分に対してネガティブな思い込みを持つようになり、自己肯定感が下がってしまうのです。

また、子どもの前で他の子を「あの子は意地悪で乱暴な子ね」と批判すると、子どもは自分が似たようなことをしたときに批判されると思ってしまいます。
逆に親が人を信頼し、許す姿を見せれば、子どもは間違ったときに許されることを学ぶのです。
親が「失敗しても大丈夫。失敗から学べればそれでいいんだよ」と失敗を許容することで、
子どもは失敗しても自分に優しくなれて、その経験を糧にさらなるチャレンジをしていくようになるでしょう。

母と子

 

2.ポジティブな視点を持つ大切さ

「ものごとのよい面を見る」ことは、人に対してだけでなくあらゆる状況に応用できます。
詳細を聞いていく中で、状況をポジティブに解釈できる部分を見つけて、リフレーミングできるように導いてあげましょう。

そして、最終的な解決方法は子ども自身で見つけさせます。
親が提案や助言をするのはいいですが、最後は子どもに決めさせることが重要です。

すると、子どもは似たような状況になっても対処できるという自信を持ち、レジリエンス(折れない心)が育まれます。

日々の生活における親の一つひとつの対応が、子どもの共感力やレジリエンスを高めていくのです。

 

3.レッテル貼りにはリフレーミングを

もし子どもが他の子をレッテル貼りすることがあれば、対話のなかでリフレーミングをしましょう。

「砂場で遊んでたら、Bくんがどいてって言って、押してきたんだ」
「そうだったのね。砂場でBくんに押されてケンカしちゃったのね」
「Bくんは乱暴だから嫌いだ!」
「そう…、Bくんは乱暴だと思ったのね。でも、昨日も一緒に遊んでいたじゃない。そのときも乱暴だった?」
「ううん」
「じゃあ、Bくんには優しいときがあるのね」
「うん。優しいときもある…」
「これからは悲しくならないためにはどうしたらいいかな?」
「うーん。一緒に遊ぼうって言うかな…」
「いいね!Bくんは本当は優しい子なんだから、今度そういうことがあったら、一緒に遊ぼうって言ってみようか」

日頃からポジティブな視線でリフレーミングすることで、子どもも自然と物事の良い面に焦点を当てる習慣が見につきます。

【まとめ】
・レッテル貼りは、子どもの自己肯定感を低下させる原因となる
・ポジティブな視点で子どもを見ることが、共感力やレジリエンスを高めるカギとなる
・子どもがレッテル貼りをした場合は、会話の中でリフレーミングを取り入れる

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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