「ソーシャルスタイル」とは、産業心理学者であるデビット・メリルの研究により提唱されたものです。 人の行動を分析していくと、その人特有の行動スタイルが明らかになります。そして、人間の「感情」と「自己主張」の強さや、弱さなどから大きく4つのタイプに分類する事が出来ます。ソーシャルスタイルによって自分の行動を理解することは、対人コミニュケーション能力を高めることにつながります。

多くの人は、付き合う相手によってタイプを無意識に変えています。基本となる1つのタイプの隣合わせの2つ、計3つのタイプを使い分けていると言われています。また、ソーシャルスタイルは、相手の行動を観察してタイプ別に分けるので、血液型のタイプなどとは違い、根拠があります。
ソーシャルスタイルの4つのタイプは、上記の図の様な関係にあります。隣同士のタイプは無意識のうちに、使い分けていると言われています。また、自分の対角線上にあるタイプとは、あまり気が合わなかったり、苦手だったりします。その反面、仕事などではお互いの足りない部分を補え合えたり出来ますので、上手く付き合えると、とてもいいコンビとなります。