様々な方面で力を発揮している
ＯＢ、ＯＧの活躍を紹介します！

精神を安定させる教室

教室で身についたことは、記憶力とともに「イメージと呼吸法でリラックスすること」と話すMさん。テストの前など呼吸法をすることで落ち着いて取り組めたそうです。それはお母さまも感じられていたようで「精神が安定して落ち着いていると思います。家族みんながプラス思考。イメージトレーニングと呼吸法のおかげでしょうね」と。

気分がのらなくても教室に行けば、お友達や先生と楽しく過ごし、元気になって帰ってくるだけでなく「私も教室に行けば、なぜか気持ちがやわらいで、また一週間子どもたちと一緒に成長しようと前向きになれたんです」と、お母さま。

「子どもの成長はもちろん、私自身が人間的に成長できたと思います。教室に触れたことで、不平不満を口にせず、プラスの言葉を使うようになりました。すると、自分自身が好きになり、周りを幸せにすると同時に自分がとても幸せになったんです。多少のことは気にせず、小さな幸せをたくさん感じて毎日がとても穏やかに過ごせていることが一番の幸せだと実感しますし、母親がこう感じることが子どもたちにも伝わるんでしょうね。

私の子育ては、教室抜きでは語れませんね。教室がなかったら、こんなに楽しい子育てはできなかったかもしれません」と、お母さまは語ります。

人と一緒に、人のために

男の子三兄弟ともなると、普段は仲がよくても時にはケンカもするようです。「私はなるべく口を出さず思いっきりケンカをさせるんです。でも、近くで見ていて、お互いケガをしないよう暗黙のルールでケンカしているのを見ると（笑）、お互いへの思いやりが現れている証拠だと思います」。

これは、教室で心が育ったおかげだと思うと話すお母さま。そのため、Mさん、Kさんは大人しくて目立つタイプではないものの、人望が厚くしばしばリーダーに選ばれるそう。元気で活発なTさんはみんなの人気者で、いつも周りに人が集まってくるそうです。そういう三兄弟の口から出てくる将来の夢は、みんな「人の役に立ちたい」と。「人間関係や人を大切にすることを教室で学んだと思うし、人のために何かできたら」と、それぞれ考える道は違うものの、思いは同じようです。

「これから後、子どもたちがどんなことをしようとも、人に迷惑をかけること以外だったら賛成する覚悟でいます。子どもたちは幸せな人生を歩んでくれると信じていますから」。そう穏やかに話すお母さまの言葉どおり、Mさんをはじめ三人の未来は人とともに、人のために拓けていきそうです。

※所属、プロフィール等は取材当時のものです。

学びのポイント

挨拶をきちんとすること、人を傷つけないこと、人に迷惑をかけないこと、プラスの言葉を心がけることがMさん一家の教育方針だというお母さま。しっかり抱きしめながら、大きくなって照れだしたらマッサージをしてあげるなどして触れながら、心身ともにコミュニケーションを図り、無理矢理何かをさせるのではなく、のびのび楽しみながら取り組むのが秘訣のようです。