京都伏見教室/六地蔵教室卒業生
本田 真凜 ちゃん(11歳)
教室のリアルキャラクターでもある子役・本田望結ちゃんの姉の本田真凜ちゃん。
全日本フィギュアスケートノービス選手権大会で優勝するなど、フィギュアスケートで輝かしい結果を出している真凜ちゃんのこれまでを、お母さまと岡本先生にうかがいました。
4歳から教室へ通室した真凜ちゃん。
フラッシュカードや暗唱、イメージトレーニングや当てっこなどの取り組みをよくしていたそう。
「親子ともに、毎週教室へ通うのが楽しみでした」とお母さま。
また真凜ちゃんは、お兄ちゃんとお父さまがフィギュアスケートを習っていたこともあり、2歳半からフィギュアスケートを始めました。
お父さまと同じリンクにいる安心からか、普通に歩いたり走ったりできるようになるのとほぼ変わらないくらいに、スケートも滑れるようになったんだとか。
真凜ちゃん曰く、「いつのまにかスケート靴をはいて滑っていました。なのでいつから滑り始めたのか覚えていないんです。気がついたらすでに氷の上にいました」と。
他にも、体操、水泳、絵画、ピアノ、テニス、アイスホッケーなど、真凜ちゃんがやりたいと望んだことは、小さいころからいろいろとチャレンジさせてみたそうです。
「体操では、『選手コースにきませんか』と勧められるほど運動神経がよかったです」とお母さま。
おうちにある競技用程の大きなトランポリンで遊んだりしているうちに、バランス感覚やリズム感が養われて真凜ちゃんの運動能力は高まっていきました。
妹の望結ちゃんと紗来ちゃんと共に、中でも実力をぐんぐん伸ばしたのがフィギュアスケートでした。
兄妹4人ともフィギュアスケートをしていることもあり、家族で一丸となって、今も真剣に練習に励んでいます。
毎日の厳しい練習を重ねる真凜ちゃんを見て、お母さまは「先々のことまでイメージして、無意識のうちに直感力を働かせているように思います」と。
アスリートは、練習をすればするほど上達するけれど、その過酷さから故障をしてしまうことも多々。
「真凜は、そうならないよう体が自然に察知して、直観的に脳が判断をして、ケガをしないように実践させているようですね。このイメージ力と直感力は、教室で身についたと思います」とお母さまは話します。
また、このイメージ力は演技をするうえでも発揮され、数々の大会での優勝へとつながっていきました。
また、小さいころから家族みんなで絵本の読み聞かせをしていた本田家。
自宅に絵本も4~500冊あるほど、日ごろから絵本に慣れ親しみ、よく読んでいたそうです。その影響もあり、真凜ちゃんは毎年読書感想文で受賞。
「思ったことを文章化するのが上手いんです」とお母さまが話すように、真凜ちゃんには豊かな文章力も備わっています。
「兄妹みんなよく本を読むんですけど、真凜は暇さえあれば本を読んでいる。これで、視野や価値感、創造力も広がったように思います」とお母さまは、真凜ちゃんの様子を話します。
本を読んでは感情移入して、よく泣くこともあるという真凜ちゃん。
この広い視野や創造力は、フィギュアスケートの演技力や表現力にもつながっているのかもしれません。
フィギュアスケートが大好きな真凜ちゃんは、練習がオフの日にもリンクへ行って練習したがるほどの努力家。「人が見ていないところでも、しっかり練習をして、先をみて着々と準備しているタイプですね」。太一君と、妹の紗来ちゃんよりひと足先に、よりよい練習の環境と将来のことを考えて、スケートリンク併設の難関・名門小学校が新設された時に編入しました。
「自分が納得いくまでできる限りやろう、と常々話しているんです。
受験の時も、教室の教材と教室での取り組みだけをして挑んだんですけど、最初はすぐには閃かず、できなかったけど諦めなかったら、最後に教室でやったことが突然出てきて、閃きがあったようで。一気に解答して合格したようです」と、その時の様子をお母さまは語ります。
ご自宅からリンクが遠いため、ご両親が送り迎えをしながら家族全員でリンクに行き、お母さま手作りのお弁当を夕食にして、毎日練習に励む本田家。「スケートの送り迎えをしてもらうためでもあるでしょうけど、洗濯物を畳むなどのお手伝いもちょこちょこしてくれるんです。なるべくフィギュアスケートに集中させてあげたいと思うんですけど、女の子なので、将来のためにお裁縫やお料理もできるように、『サラダを作ってみよう』『お弁当を作ってみよう』など言って、一緒に作るようにして、お弁当作りを始めました。
たまに真凜ちゃん本人が作った自分のお弁当のおかずが、昨日と同じようなものが続いたりすると、お弁当作りって大変なんだということを理解してくれたようで(笑)。私もうれしかったですね」と女の子のお母さまとしての思いも話してくれました。
本田兄妹みんな共通して、演技の振り付けの憶えが速いことに、コーチは驚かれているそう。「教室で記憶力を身につけたことが活きているんでしょうね。真凜は技も短時間で習得できているようです」。全身を大きく使ってのびのびと演技し、数々の技を決める真凜ちゃんのその実力は、世界も含めた各大会で常に優勝するほど。昨年、全日本スケート連盟のフィギュアスケート強化選手にも選ばれ、期待の星として現在とても注目されています。
そんな真凜ちゃんの夢は、荒川静香さんのように結果を残せるフィギュアスケーターになること。
「こんなにもフィギュアスケートのことが大好きで、一生懸命やっているのだから、絶対成功する、できるはず」と親子ともに可能性を信じています。
「これだけは絶対ブレずに信じて親子で取り組んできました。子どもの大切な時間の中で、週一回教室に通っていたら、必ず結果はついてくる、得るものがあると、私もしっかり思えました」。そう教室への思いを語るお母さまは、真凜ちゃんに「大成功してほしいとは思わないけど、自分が持った夢は叶えてほしいですね。自分の夢と力を、迷わず信じ続けていてほしいと思います。それが、生きる力の中でも大切なところですから」と思いを馳せます。
真凜ちゃんの先生として指導されてきた岡本先生によると暗唱、記憶の発表など、粘り強く根気よく、時には泣きながら、集中力と、最後までやり抜く力を身に着けていかれたそうです。
フィギュアスケートに、勉強にと、その実力をぐんぐん伸ばしている真凜ちゃん。今後ますますの活躍から目が離せません。
※所属、プロフィール等は取材当時のものです。
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