様々な方面で力を発揮している
通室生をご紹介します。

『教室に通って良かったこと』
インタビュー


のびのびと育った豊かな感性で、
心に響く詩を綴る。


今回のお友達は、いつも夢っこにすてきな詩を送ってくれるPちゃん。その数々の作品は「読むと元気が出る」などと多くの方の心に届いています。そんなPちゃんの成長の様子をお母さまに伺いました。

Hくん

プロフィール
■香川県 Pちゃん(5歳から入室 取材当時7歳)

今回のお友達は、いつも夢っこにすてきな詩を送ってくれるPちゃん。その数々の作品は「読むと元気が出る」などと多くの方の心に届いています。そんなPちゃんの成長の様子をお母さまに伺いました。

まずは自分で経験してみる

イメージ力

5歳より教室へ通うようになったPちゃん。約1時間の道のりながらも、英語教室と二つ、毎週楽しみに通っているそうです。「実験が特に楽しそうですね。予想もしない未知の世界に、ワクワク感があるようで」とお母さま。自宅では、小さいころから抱きしめや読み聞かせをたくさんしてきたそうです。「自分だったらどうするかなどイメージをふくらませ、今では物語を作ることもあります」とのこと。いつしか自然に自分の意志で勉強するようになり、夏休みなどは5、6時間集中してすることもあったんだとか。

そんなPちゃんの子育て法を聞いてみると「感情的に怒ることはしないよう、しかるときには5秒待って深呼吸をしてからしかっています」とのこと。こうすることで、お母さまも出す言葉に慎重になったそうです。また、「○○をしたらダメという禁止よりも、まずは何ごとも経験させています。子どものやりたいことは、よほどのことでないと禁止していません」。小さいころから赤ちゃん言葉などは使わずに、一人の人間と見て育ててきたというお母さま。

やりたいと言うものは経験させてみることで、Pちゃんは2歳から包丁やはさみ、爪切りも上手に使うようになりました。手を貸しすぎず、したいことはさせてあげる。すると、いろいろなことを自発的にするようになり、工作や創作などもすべてにイメージをふくらませ、大人では思いもつかないような発想をしながら楽しんでいるようです。

自ら感じた食の大切さ

七田

Pちゃんは、産まれた時にひどいアトピーで、ミルクも飲ませられないくらいでした。そこで役にたったのは、お母さまが教室も開いている、マクロビオティックの食事でした。

もともとお母さまは、虐待された子どもを預かる専門里親でした。虐待されたことでなかなかごはんを食べない子を目の当たりにしていた時「あるマクロビオティック教室の『食べ物で人生が変わるし、人の心を変えることができる』というフレーズを見て、この子の人生も食べ物で変えてあげられるかもと思い、門をたたきました」とお母さま。すると食べ物が変わっていくうちに、その子どもの精神状態も変わったそうです。「食が本当に人を変えるんだと実感し、すごいなと思いました」

その後産まれたPちゃんのアトピーを治すべく、お母さまは台所にあるもので徹底して治療しました。乳製品や砂糖などを食べると症状が出るPちゃん。どうしても、世間で売られている色鮮やかなお菓子に惹かれるなどつい食べてしまったりするうちに、症状が出て辛くなる食べ物を体感しました。すると3歳くらいから次第に食べていいもの、よくないものを自分で選択できるようになったそうです。「その経験から、食に対しての興味はあるようですね。お味噌やお醤油や梅干しなども全部一緒に作っているので、食べ物には命があって、命ある食べ物をいただいて、自分の命がつながれていることを感じているようです。食べ物に対して粗末にすることは少なくなりました」

そんなPちゃんを見て「どうやったら甘い物などを食べなくなったんですか?」とよく聞かれるそうで「『母の味』を食べさせていたら、大きくなっても子どもは覚えているから、これが食べたい、これはいらないというのがわかる時が必ず来ると思うんです。食事は家族と一緒に楽しく食べるというのが心の栄養になると思うので、忙しくても、簡単でいいのでお母さんがこれは作ったという『母の味』が一品でも食卓にあれば、心に残る味になるのでは」と続けます。その味は、何かあったときにも食べたらきっと元気の源になる。これは親にしかできない特権なので「何でもいいから『母の味』を大切に作ってほしいですね」と思いを話してくれました。

 

親子で安心を共有

七田七田

夢っこにも、たくさんの詩を送ってくれるPちゃん。その数々の作品は心の奥に響く、とてもすてきな作品です。Pちゃんが詩を書くようになったきっかけは、お母さまが病気で入院したことでした。闘病生活をしながら病室で眠るお母さまの横で、自分の想いを作品に仕上げるようになったのだそう。「命というものにすごく敏感になって、そこから出てきた言葉のようです。その表現法がたまたま言葉を通してつづっていく詩だったんでしょうね」。

小さいころから、空を見て連想ゲームをしたり、しりとりをしたり、親子で言葉遊びをよくしていたそう。その遊びの中で敏感に培われていった言葉の数々が、お母さまの病気を目の当たりにして想いと一緒にあふれ、作品として完成したようです。教室に通うようになって、さらに漢字や言葉に興味をもったPちゃん。夜中に起きて一人で集中して作品を創ることもあるんだとか。「自分の足でしっかり歩いて、人に感謝や恵みや夢を与えられる人になってほしい」との願いから付けられた名前のとおりに、意図せずなっていったようです。

病院の看護師さんにも詩をプレゼントしていたところ、「Pちゃんの詩は、読むとみんな元気をもらう」というのを聞いて「本を出したい」との意志も持ち始めたPちゃん。「お母さんみたいに病気になっている人に元気を与えたい。戦地などで人を助けるお医者さんになりたい」と将来の夢を語っているそうです。

お母さまも、不思議な子だと常々言うPちゃん。「自分らしく生きてほしい」と望むお母さまの思いを受けて、のびのびと育ち、人々に元気を与える存在にさらになっていくのかもしれません。

※所属、プロフィール等は取材当時のものです。

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