手先の器用な子に!日常生活に指先トレーニングを取り入れましょう

こんにちは!EQWELTIMES編集部です。

勉強をするときに鉛筆を持ったり
幼稚園や小学校の工作の時間にはさみを使ったり
指先を使う動作が得意だと、楽しくできますよね。

今回は、「手先の器用な子に!日常生活に指先トレーニングを取り入れましょう
というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】
・指先遊びで細かい動作を得意にしましょう
・親のお手伝いでもトレーニングができます
・遊びを通して覚えていきましょう

 


 
 

指先遊びで細かい動作を得意にしましょう

小さなものをつかんだり、はさみを使ったり
文字を書いたりといった細かい作業は
日常生活を送るうえで欠かせませんが
指先を自由に動かす力が弱いとうまくできません。

うまくできないとやりたがらない、という悪循環がおこり
生活の中で苦手なことやできないことが多くなります。
最近こういった子どもが増えているそうです。

手指をコントロールする大脳の領域は
全体の約3割を占めています。

そのため、指を動かすことで
脳の幅広い領域を刺激することができます。

脳の神経細胞は3歳までに60~80%が出来上がるので
特にこの時期に使うか使わないかで
大きな差が出てくるのです。

手先が器用な子は知能も高い傾向があるので
一番効果的な子の時期にたくさん手指を使う
遊びをさせてあげましょう。

 
 

親のお手伝いでもトレーニングができます

指先のトレーにングには、塗り絵やパズル
折り紙やはさみ、積み木や粘土などで
まずは子どもが興味をもったもので
毎日遊ばせることが大切です。

また、家事のお手伝いも指先のトレーニングになります。

洗濯物を干したり取り込んだり、畳んだり
食器や箸を並べたり、靴を揃えたりといった動作は
どれも指先や手を使います。
普段何気なくやっている動きの中には
指先を鍛える動きがたくさん含まれているのです。

親にとっては自分でするよりも時間がかかって大変なことも
多いと思いますが、毎日少しずつ難易度をあげつつ
習慣化させてみましょう。
 

 

出来たときには「助かったよ、ありがとう」と
伝えてあげましょう。
親にほめられることで、自己肯定感が高まり
次回からのお手伝いの意欲にもつながります。

 
 

遊びを通して覚えていきましょう

スプーンや箸、鉛筆などの日常必要な動きが苦手でも
何度もそれを練習させるのではなく
ほかの遊びを通していろいろな動きを習得させましょう。

できないことをやり続けると、苦手意識を持ったり
自信を失ったりしてしまいます。

楽しい遊びの中で指先を使う練習を続けて
指先の動きや仕方をコントロールする力をつけていきましょう。

おもちゃで遊んだり、虫を捕まえたり
泥団子を作ったりした動作が、
上手に指先を使う力になっていきます。

また、指の力をつけておかないと、鉛筆を持ったときに
筆圧が弱くなり、字を書くことに苦手意識を
持ってしまう子もいます。

字を書くことは幼児にとって、
思った以上に指先の力を使う作業です。

鉛筆に移る前に砂絵描きやクレヨンでのお絵かきなどで
力を上手に使えるようにトレーニングしてあげましょう。

 


 
 

書くという動作は、学校に通い始めると
必ずやらなければいけない動きです。

文字がまだ書けないうちは、直線や曲線を描いてみたり
丸や四角などの図形をまねして描くことで
「どう動かせばどんな線が書けるか」を
少しずつ学ぶことができます。

お絵かきしりとりや、絵日記などで
日常的に絵を描くような環境を整えてあげると
文字を書くようになってからも
スムーズに線が書けるようになりますよ。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!