「やり抜く力」を育てる「成長思考」の「マインドセット」とは? 

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

EQWELチャイルドアカデミーで大切にしている「EQ力」の8項目のうちのひとつに、「やり抜く力」があります。その基盤には、「マインドセット(考え方のクセ)」が大きく関わっています。

今回は、【「やり抜く力」を育てる「成長思考」の「マインドセット」とは?】というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】

①:マインドセットに関する4タイプの考え方

②:マインドセットの違いは、考え方にどのような影響を与えるか

 


 
 

1. マインドセットに関する4タイプの考え方

どうすれば「やり抜く力」を、育むことができるのでしょうか。

まずは、みなさんの知的能力に関する「マインドセット」を調べてみましょう。
次の4つの項目を読んで、それぞれ賛成か反対かを考えてみてください。

1.知的能力は人の基本的な性質であり、ほとんど変えることはできない。
2.新しいことを学ぶことはできるが、知的能力自体を今よりも向上させることはできない。
3.もともとのレベルにかかわらず、努力次第で知的能力はかなり向上させることができる。
4.知的能力はつねに大きく向上させることができる。

この項目を作成したスタンフォード大学のキャロル・ドウェック教授によると、1と2に賛成で3と4に反対した場合は、「知的能力は変えられない」という考え方をする「固定思考」型の人であるとされています。

一方、3と4に賛成で1と2に反対だった場合は、「知的能力は変えられる(伸ばせる)」という考え方を持った「成長思考」型の人であることがわかります。


 
 

2. マインドセットの違いは、考え方にどのような影響を与えるか

「マインドセット」が違うと、困難やピンチ、挫折の捉え方が大きく異なることは前述した通りです。「固定思考」の人は、挫折の経験を「能力がない証拠」として解釈し、「成長思考」の人は、「努力が足りなかった証拠」と受け取ります。

さらに「固定思考」の人は、挫折後に努力しなくなってしまい、「成長思考」の人はいっそう努力するようになるので、結果として、両者の間には、大きな差が生まれるのです。

「マインドセット」は「やり抜く力」にも関係があり、「成長思考」の人は「固定思考」の人に比べて、「やり抜く力」がはるかに強いことが、2000名以上の学生を対象とした実験でわかりました。

EQWEL
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「やり抜く力」を養うためには、まず、「マインドセット」を「成長思考」に変換させることからはじめましょう。

 


 
 

いかがでしたでしょうか。

【まとめ】

・「成長思考」の「マインドセット」を持つ人は努力を続けることができる。

・「やり抜く力」を伸ばすには、まずは、「マインドセット」を変えること。

小さいことの積み重ねは大切と言われますが、思考という目に見えないものであっても、前向きに積んでいける人の方が、成長につながります。

EQWELチャイルドアカデミーでは、子どもを「成長思考」に導くための親の心構えについてレッスン後のレクチャーなどで定期的にお伝えしています。

行動に移すためには、まずは意識から、変えていきましょう!

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【出典】子どもの未来が輝く「EQ力」 | 浦谷裕樹著(プレジデント社)