知っておきたい!子育ての優しさ・厳しさ 4つの分類

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

子どもの教育にはコミュニケーションが欠かせませんが、まずは、ママやパパから話しかける歩み寄りが必要になります。
愛情深く続けていくことで、次第に理解できるようになり、子育てがまた一段と楽しくなります。

今回は、「知っておきたい!子育ての優しさ・厳しさ 4つの分類」
というテーマでお伝えいたします。

①:優しさ・厳しさにはどのような分類があるの?

②:最も教育効果の高い育て方は?

 


 
 

1. 優しさ・厳しさにはどのような分類があるの?

子育てには「優しさ」と「厳しさ」の両方が必要です。
1980年代に開始された研究では、次の4つのうち、どのスタイルが最も高い教育効果を期待できるのかが調べられました。

1. 高い要求をして、支援をする
2. 高い要求をして、支援をしない
3. 高い要求をせず、支援をする
4. 高い要求をせず、支援をしない

この4つの中で、最も効果が高いと判明したのは、どの方法でしょうか。


 
 

2. 最も教育効果の高い育て方は?

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答えは、【1. 高い要求をして、支援をする】という子育てでした。

カリフォルニア大学のダイアナ・バウムリンド教授は、この方法を「賢明な育て方」と呼んでいます。

1.は、厳しくも暖かい接し方で、子どもとのかかわりをしっかりと持ちながら、高い期待を投げかけます。守るべきルールも決めますが、そのときは、子どもを話し合いの輪に入れて、破ったらどうするかを伝えておきます。子どもがミスをしたときに罰するのではなく、教えることでしつけをするのが特徴です。

2.は、「独裁的な育て方」と呼ばれています。親のルールのもとで、命令に従うことだけを望む育て方で、子どもは行儀のよさとは裏腹に、「自制心」の発達が遅れます。自分の内側に自らを律する判断基準が育っておらず、自分で善悪を判断しづらくなるのです。

3.は、「寛容な育て方」と呼ばれています。親子の会話は多いのですが、甘やかすことも多く、対立を避け、規律を嫌がるため、自己評価のわりにルールを守らない子どもになります。

4.は、「怠慢な育て方」と呼ばれています。子どもが生活するのに必要最低限のものは与えますが、それ以外は関わりを持たない育て方で、ネグレクト(無視)と呼ばれる一種の虐待です。こういった親に育てられた子どもは非行に走りやすいといわれています。

 


 
 

子育てには、親から子どもに対する要求が必要ですし、同時に、子どもがその要求に応えられるように、環境や精神面などの支援も必要です。

そのためにも、積極的なコミュニケーションを取り、きちんとした信頼関係を築いていきましょう。

【まとめ】

優しさ・厳しさの分類において、最も高い教育効果が期待できるのは、

「高い要求をして、支援をする」ことです。

いかがでしたか?
皆様の子育ての参考になれば幸いです。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【出典】子どもの未来が輝く「EQ力」 | 浦谷裕樹著(プレジデント社)