繰り返すことの大切さについて | EQWEL TIMES | 幼児教室イクウェルチャイルドアカデミー

こんにちは！
０歳からの幼児教室　EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

運動や勉強でも、最初はうまくできませんが、経験を積むことによって
できるようになってくるものですよね。
それには、繰り返すことが脳にとって一番大切だから、という理由があります。

今回は、「繰り返すことの大切さについて」
というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】
・脳神経の結びつきがカギ
・学んだことを何度も行うこと
・結びついた状態を保つことが大切

脳神経の結びつきがカギ

同じことを何度も何度も繰り返すことで、脳のネットワークを強化することができます。
人間の脳の神経細胞の数は、大人も子どももほとんど同じです。

神経細胞の数が頭の賢さを決めるわけではなく、神経細胞同士の結びつきによって決まります。
この結びつきいかんによって、情報を伝達したり、記憶を定着させたりします。

さまざまな情報が入ってくる中、それが重要だということになれば、
脳神経細胞同士は結びついていきます。
これをシナプスといいます。

初めて神経細胞同士が結びついたところは、その結合は弱く、不安定な状態です。
しかし、学んだことを繰り返せば繰り返すほど、その結びつきは強化され、学習したことや
記憶したことが、素早く自動的に出てくるようになります。

つまり、繰り返しによって強化された結びつきは、いつでも使える状態になるのです。

また、一度結びついた脳神経細胞でも、長期間使われないと、結びつきがなくなってしまうという
生理的な現象があります。脳が、その情報はもういらないと判断するからです、
これを“刈り込み現象”といって、生後1歳をピークに行われることがわかっています。
だから、繰り返しが大切なのです。

繰り返しをするとき、子どもが興味・関心を持っていることが大切です。
興味や感動は、脳をしっかり働かせるための大切なカギです。

もし、子どもが「つまらない」などと感じているときは、楽しくできる工夫が大切です。
子どもがどうしても嫌がるときは、無理に繰り返すのはやめましょう。
逆効果になってしまいます。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました！