親の話し方が与える影響とは?親の言葉遣いを磨きましょう

みなさん、こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミーのきよたかです!(`・▽・´)/

公園で梅の花が咲いているのを見かけました。
気温もだんだんと暖かくなってきましたね!

本日は、「親の話し方が与える影響とは?親の言葉遣いを磨きましょう
についてお話します。

 


 
 

親の言葉が子どもの標準語

小さい時は、子どもはどんな言葉もどんどん吸収してしまいます。
言葉を覚えたての時期に、親の言葉づかいも見直してみましょう。

また、話し方も子どもの話し方に影響を与えます。

例えば、「なにが飲みたい?」と問いかけをしたあとに
すぐ「ジュース?牛乳?お水?」とすぐに答えを言ってしまうと
子どもが知らず知らずのうちに無口な子になってしまうことも。
首を振るかうなずくだけで会話が成立してしまうからです。

また、3歳ごろまでは過去や未来のことはわからず
今目の前で起きていることや、そこに少しだけ想像を加えた程度しか
理解ができません。

なので、「あのときも言ったでしょ!」なんて叱り方は通用しません。

“あのとき”なんて言われてもわからず、
今怒られているという事実だけがすべてなので
混乱してしまうだけです。

“今”起こっていることに対して、何がダメだったのかを
わかりやすく伝えることで子どもも理解します。

 
 

まぎらわしい言葉はさけましょう

日常生活でよく使ってしまいがちな
「公園にいかない?」などという「~ない?」の表現も
子どもにとっては行くの?行かないの?と混乱してしまいます。

「公園に行こうか」「ごはん食べよう」なと
わかりやすい表現を心がけましょう。

叱るときも同様に、プラスの表現を心がけましょう。
子どもにどうしてほしいかを伝えることがポイントです。

走り回っているときに「うるさい!」「うろうろしないで!」と
言ってしまうのはマイナス表現。
「こっちにきて」「静かにしていようね」など、
どう行動すればいいのかを的確に伝えるのがプラスの表現です。

「しつこい」「ちゃんとして」など、あいまいな表現で伝えても
どういう行動をとればいいのか理解できません。
「座っていてね」「今はお口を閉じてお話を聞こうね」など
してほしいことを具体的に伝えてあげましょう。
 
 

子どもの気持ちを引き出す言葉かけ

話し方も大事ですが、聞き方も同じように大切です。

子どもが道で拾ってきた石や枝を見せにきたときに
「なんで拾ってくるの」「汚いから捨てなさい」などと
否定的な言葉を言っていませんか?
 

 
ですが、拾ってきたものに対して「どこが良いと思ったのかな?」
「いっぱいある中で、どうしてこれを選んだの?」と
質問をしてあげることで、子どもの気持ちや言葉を引き出しやすくなります。

子どもがパパやママに拾ったものを見せるのは
大事な人に自分の宝物を見せたいという気持ちが隠れていることも。
その優しい心を大事にしてあげてくださいね。

 


 
 

親子の会話の中で、子どもの言葉や表現力は育っていきます。
子どもの行動を否定せず、認めてあげる言葉かけや質問をしていると
子ども自身も相手の気持ちを認める聞き方ができるようになります。

子どもの言葉の力が育ち、言葉を使うことが楽しいと
思えるようになるためには
話す力と聞く力の両方が育つことが大切です。

プラスの言葉かけで、人の気持ちを汲み取れる
優しい子に育ててあげてくださいね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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