テレビに頼らないで!ぼんやり時間が心を育てます
みなさん、こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミーのきよたかです!(`・▽・´)/
現代において、テレビは生活に欠かせないものとなってきました。
ですが、テレビを長時間見せるのは良くないとわかっていても
そのテレビに子育てを任せっぱなしになってはいませんか?
今回は、「テレビに頼らないで!ぼんやり時間が心を育てます」
というテーマでお伝えいたします。
常に「何か」をさせようとしてませんか?
雨で外に出られない日や、朝や夕方の忙しい時間は
ついつい夢中になってくれるテレビやゲームを
与えてしまいがち。
そのため、テレビを消してしまったら
親がみっちり相手をしないといけなくて
家事をしている暇なんてないじゃない!と
思ってしまう方もいるかもしれません。
ですが、子どもの空き時間を
大人が絶対うめなければいけないなんてことはありません。
子どもはぼんやりとしている時間のなかで
想像力を働かせ、いろいろなことを考えています。
例えば真っ暗の部屋の中にいるだけでも
そこを洞窟にみたてて、懐中電灯ひとつで
ハラハラ、ドキドキの大冒険をしてしまいます。
遊ぶ場所や道具がなくても、子どもは自分で考えて
何でも遊びに変えることができます。
自分で遊びをみつけて遊ぶ中で感じた
ドキドキ、ワクワク、ハラハラが、心を豊かに育て
想像力や感受性の豊かな子どもに成長していきます。
少しの余裕が生活に遊びを作ります
テレビをつけない時間に子どもが遊びをなかなか見つけられず
手持ち無沙汰にしていたら、一緒に料理を
してみるのはいかがでしょうか。
例えばハンバーグをつくるときに
形づくりをひとつかふたつ手伝わせるだけでも
じゅうぶん遊びになるんです。
ですが、そのときに親が「この形にしなさい」と
言ってしまったら、それは“教育”になってしまいます。
「いろんな形にできるんだね」と、自由な形づくりを
子どもといっしょに楽しんであげましょう。
時間に余裕があるときは、子どもに付き合う時間を
持ってあげるといいですね。
例えば幼稚園や保育園の帰り道に、子どもの思うまま
歩きながら帰ってみるのはいかがでしょうか。
しゃがみこんで道端の虫を眺めたり、
段差に乗って平均台のように歩いたり
そこにあるもので自然と遊びを楽しみますよ。
大人にとっては無駄な時間かもしれませんが
子どもにとっては、その無駄な時間こそが
好奇心や想像力を育て、心を豊かにする大切な時間なんです。
1週間NOテレビチャレンジ♪
うちは常にテレビがついているかも?と
気になったご家庭は、ぜひテレビをつけない
1週間を過ごしてみませんか。
最初のころは「○○みる!」と駄々をこねるかもしれませんが
2、3日たつと、子どもは意外とあっさり関心をなくして
積み木やおままごとなど、手元にあるもので遊びだします。
また、食事の時間にテレビをつけないことで
集中して食べるようになったり、おしゃべりをする時間が増えて
たくさんの言葉をしゃべるようになったなんてこともあります。
1週間も耐えられない!というパパやママは
赤ちゃんに授乳をしているときや食事中だけでも
テレビを切りましょう。
食事は親子のコミュニケーションをとる時間でもあります。
特にゆっくりと休みながらおっぱいを飲む赤ちゃんには
「もういいのかな?」と声をかけたり、体を揺すってあげたり
目があったらスキンシップをしてもらえると覚えるための
大切な時間です。
赤ちゃんからの訴えかけにすぐに気づいてあげられるように
授乳中はテレビを消して赤ちゃんとのスキンシップを楽しんでください。
子どもにとって一番のおもちゃは、親の手や体です。
いないないばぁや、高い高い、体を山に見立てて登ったりと
手や体ひとつでできる遊びはたくさんあります。
親子の大切な触れ合いの時間を取れるように
1日数時間だけでも、テレビを消して
親子でスキンシップを楽しめる時間があると素敵ですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!