お話で覚える記憶法♪ストーリー法を使いましょう

こんにちは!EQWELTIMES編集部です。

言葉を覚えるのには、フラッシュカードや
絵本の読み聞かせが効果的ですが
お話をつかった記憶法も、EQWELでは取り入れているんです。

今回は、「お話で覚える記憶法♪ストーリー法を使いましょう
というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】
・イメージを使って覚えましょう
・ストーリー法のコツはインパクトのある文章作り
・五感を使って上手に記憶させましょう
 


 
 

イメージを使って覚えましょう

EQWELでは、イメージを使った記憶法を学びます。
イメージを使うと、一度見聞きしたものを
瞬時に覚え、それをいつも思い出すことができます。

記憶法の種類には、瞬間記憶(視覚・聴覚)
ストーリー法、フック法などがあり、
いくつかの種類をレッスンで行っています。

その中で今回は、「ストーリー法」についてお話します。

学校の勉強でも、丸暗記は日数が過ぎれば
頭から抜けていってしまったという人は多いかと思います。

それは、ただ言葉を「単語」として覚えているから
記憶に定着がしにくかったからなんです。

ストーリー法は、覚えたいものをイメージで話を作りながら
つなげていく方法です。

例えば、「りんご」「山」「うさぎ」「お母さん」など
覚えたいものが10個あるとします。

この10個を順番に覚えようと思っても
なかなかすぐには難しいと思いますが
イメージを使うとすぐに記憶することができます。

「100個のりんごがおおきな山をごろごろ転がっています。
その山は突然走り出してウサギとかけっこをはじめました。
ウサギはお母さんの腕にピョーンと飛び込みました…」

といったストーリーを作成し、覚えてしまうのです。

 
 

ストーリー法のコツはインパクトのある文章作り

ストーリー法のコツは、イメージがしやすい
インパクトのある文章を作ることです。

■ストーリー法で使いたい表現のコツ

【1】不均等:大小の均等を破る
(例 豆粒くらいの象)

【2】誇張:数などを誇張する
(例 口の中に100個のみかん)

【3】置き換え:覚えやすいものに置き換える
(例 擬人化(サボテンが歩く)など)

【4】動作・動きを入れる
(例 鼻の穴から魚が飛び出す)

※参考『驚異の記憶法:記憶がどんどんよくなる』ハリー・ロレイン&ジェリー・ルーカス著

最初は子どもがイメージしやすいように
パパやママがお話を作ってあげましょう。

印象に残るお話ほど、早く覚えられて長く忘れないものです。
イメージを使って、楽しく記憶力を伸ばしてあげましょう。

 
 

五感を使って上手に記憶させましょう

記憶に残りやすいお話にするには、
五感を上手に使うといいでしょう。

五感というのは、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚のことで
色や音や大きさ、体感などを指します。

感覚に訴えるお話は、イメージがわきやすく
豊かな想像力と記憶力につながります。

うたにすることも記憶力の定着にはおすすめです。
たとえば歌に合わせてダンスをするアニメのOPを
何度も見ていると、子どもは自然と動きや歌詞を覚えます。

視覚と聴覚だけでなく、身体全部を使っているので
より記憶に定着しやすくなるんですね。

普段の生活でも何かを覚えたりするときは
動きもいっしょにつけるようにすると
より早く覚えることができます。

ストーリー法とあわせて体を動かす遊びで
楽しく記憶していきましょう。

 


 
 

ストーリー法を活用した記憶法は
学校に通うようになってからも使える方法です。

「この単語を覚えるときにこのお菓子を食べた」など
関連する出来事と一緒に覚えることで
ただ覚えるときよりも印象が強く残り、記憶に残ります。

ママやパパも、何か新しいことを覚えたいときは
このストーリー法を使ってみてくださいね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!