全ての理解の基礎になる、国語力を身につけましょう

こんにちは!EQWELTIMES編集部です。

自分の気持ちをうまく伝えたり
問題文の理解力に必要になってくるのが国語力です。

今回は、「全ての理解の基礎になる、国語力を身につけましょう
というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】
・すべての学習の基本は国語力です
・文字に触れ語彙力を増やしていきましょう
・作文で理解力や組み立て力を養いましょう

 


 
 

すべての学習の基本は国語力です

全ての学習の基本は国語力にあります。

まず、母国語がしっかりと身についていないと
どのような能力もなかなか伸びません。

「人間は持っている語彙以上のことは考えられない」
と言われるくらい、語彙力をきちんと
身につけていくことは大切です。

何かを伝えたくても、知っている言葉が少ないと
自分の気持ちをうまく表現できなかったりします。

言葉をたくさん知っている子は、
自分の気持ちを上手に伝えられるだけでなく
イメージ力も豊かになっていきます。

その力を伸ばすのに最適なのが
幼児期から学童期にかけての期間なのです。

この時期の語彙力の伸ばし方でおすすめなのが
暗唱や絵本の読み聞かせです。

また、小学校に上がるような時期になると
一年生で習う漢字を覚えることも
良い言葉の勉強になりますよ。

 
 

文字に触れ語彙力を増やしていきましょう

文字に触れる機会が増えると
その分言葉の理解力が深まったり、
新しい言葉を覚えたりします。

小学校に上がるまでの取り組みで
おすすめしたいのが暗唱や漢字を覚えることです。

●暗唱
暗唱は、古文の一節や百人一首を使うといいでしょう。

質のいい記憶の回路作りをするだけでなく
古今東西の名文を読むことで
美しい日本語を身につけることもできます。

日本語には独特の言い回しやリズム
敬語の使い分けなどがあり、
それらを通して本来日本人が持っていた
家族愛や郷土愛なども学ぶことができます。

枕草子の「春はあけぼの」から始まる物語は
今もよく暗唱に使われている文章なので
子どものうちにチャレンジしてみるのもいいですね。

●漢字の読み書き
子どもが漢字に興味を示すようになったら
漢字を指でなぞって書き順を頭に入れてから
プリントに書いたりしてみましょう。

繰り返し行うことで、漢字の形や使い方を
覚えていくことができます。

漢字の読み書きができるようになると
漢字とかなが混ざった文章がスラスラと
読めるようになります。

そのため、読書が好きになったり
内容をより深く理解が出来るようになるため
本好きな子に育ったりします。
 

 
 
 

作文で理解力や組み立て力を養いましょう

作文も、覚えた言葉をアウトプットするのに
良いレッスンになります。

お手本の文章を見たままに書く「視写」や
いつ・どこで・だれが・何をどのように・どうしたを
書いていく「5W1H作文」、お題を想像して
色・かたち・大きさ・思ったことなどを
書き出してまとめていく「想像作文」などがおすすめです。

「5W1H作文」は絵日記を
つけてみるのも良い練習になりますよ。

作文には、伝えたい内容のイメージをまとめていく力と
それをわかりやすく書く力の両方が必要です。

言葉だけでなく、思考・記憶などの取り組みでも
イメージ力を育てましょう。

また、国語力は一朝一夕ではつきません。
絵日記や暗唱、本の読み聞かせなど
日頃のご家庭での取り組みも重要です。

 


 
 

国語力はすべての知的活動の基盤ともいえます。

読解力や語彙力が育つと、使える表現が増え
より感性豊かに過ごすことができます。

親子のコミュニケーションや読書を通して
子どもたちの国語力を鍛え
表現力・思考力・感性を伸ばしていきましょう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!