好奇心が伸ばす、子どもの未来 ~図鑑が子どもによい理由~

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

好奇心は高ければ高いほど「集中力や情報処理能力が上がる」ということが研究により証明されています。
物事に対して「おもしろい」と感じた好奇心は、「知りたい」といった探究心に繋がります。
その探究心が新たな知識に繋がり、楽しいと感じることで記憶力が向上し、自然と学力に結びついていくのです。

今回は、【好奇心が伸ばす、子どもの未来 ~図鑑が子どもによい理由~】というテーマでお伝えいたします。

【もくじ】

1.子どもの能力の伸ばし方
2.図鑑が子どもの成長によい理由
3.好奇心と記憶

 


 
 

1. 子どもの能力の伸ばし方

子どもの能力が最も伸びるのは「好奇心」を感じた瞬間です。

いつまでもおもちゃを離さない。
ティッシュペーパーを延々と引っ張り出し続ける。
『なんで、なんで』攻撃が鳴りやまない…。親としては本当に大変です。

しかしそれがどんなことでも「子どもが自分で『知りたい、やりたい』と思ったその瞬間にこそ、能力がぐんぐん伸びている」と聞くとどうでしょうか。

東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授は、16万人の脳画像を見てきた中で「どのように育った子どもが賢くなるのか」を調べました。
そして「子どもを賢く育てる秘訣は好奇心にある」という結論にいたりました。
子どもの脳はどうすれば「好奇心」たっぷりの脳に育てられるのでしょうか。


 
 

2. 図鑑が子どもの成長によい理由

本を読むときには、脳の中の「言語野」と呼ばれる、話す、書く、読むといった能力を司る部位が活性化します。

さらに、豊富な写真やイラストを見ることで、図形の認識や空間認知を担う脳の部位も、活性化するのです。
脳への刺激という面だけで考えても「図鑑は子供の成長によい」といえるでしょう。

さらに、子どもが図鑑で得た「知識」とそれ以外の「リアルな体験」とを、親が結びつけてあげると、子どもの好奇心はどんどんふくらんでいきます。
子どもが乗り物図鑑で電車に興味を持ったら実物を見に駅や鉄道博物館へ連れて行く。
公園で花を見つけたら、図鑑でその花を一緒に探してみる。

伸びる子の親は子どもの好奇心を伸ばすのがうまいのです。

 
 

3. 好奇心と記憶

記憶の研究で有名な東京大学の教授によると「興味・好奇心があると、楽に覚えられる」といわれています。
脳内で記憶のカギをにぎる「海馬」は、興味を感じたときに「シータ波」という脳波を発生させます。
シータ波が出ている海馬は、少ない刺激でも活性化して、記憶が定着しやすくなるのです。
うまく刺激すると、なんと10分の1の刺激で活性化するとのこと。
すなわち「興味・好奇心があることは10倍記憶に定着しやすい」ということです。

好きなドラマの内容は1回見ただけでストーリーを完全に覚えているのに、興味のないドキュメンタリーは全然記憶に残っていない、ということはありませんか。
脳は「興味・好奇心」があることには記憶力が高まるようにできているのです。

 


 

【ポイント】

・子どもの能力は「好奇心」を感じているときにぐんぐん伸びる
・図鑑は最高の教材。大きな絵や写真、文字は子どものさまざまな能力を刺激する
・好奇心を感じて取り組んでいることは、驚くほど記憶に定着しやすくなる

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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