学びをスムーズにする赤ちゃんの運動をご紹介!-〈1ヵ月~6ヵ月編〉

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

ぷかぷか浮いていたおなかの中から、突然、重力のある世界に出てきた赤ちゃん。
最初は、ねんねしかできなくても、1年の間には、首がすわる→寝返り→お座り→ハイハイ→つかまり立ちができるようになり、ついには歩き出します。

赤ちゃん期にしっかりと運動を行い、感覚を育みことで、手先の器用さや学習能力の発達の基礎が築かれます。

今回は、学びをスムーズにする赤ちゃんの運動をご紹介!-〈1ヵ月~6ヵ月編〉というテーマでお伝えいたします。

【もくじ】

1. 赤ちゃんの発育について
2. 成長の段階について

  1.  2-1 原始反射と手の把握反射
     2-2 うつ伏せ運動
     2-3 バランス運動
     2-4 寝返り運動
     2-5 引き起こし運動
     2-6 ぶら下がり運動

 


 
 

1. 赤ちゃんの発育について

赤ちゃん期の脳と体の発達には一定の方向性があり、脳の場合は下から上へと発達します。
はじめに下の脳による「原始反射」が現れますが、上の脳の発達にともない統合されていきます。
逆に、体の発達は上から下へとなり、「首すわり→腕・肩の動き拡大→腰の安定→足」と進みます。運動能力を高め、感覚をしっかりと育てると、その後の学びがスムーズかつ豊かなものになっていきます。

赤ちゃんの発育を促し、諸能力の基礎を築く、さまざまな運動をマスターしていきましょう。

 
 

2. 成長の段階について

2-1. 原始反射と手の把握反射
原始反射は、言葉や記憶、論理的な思考・分析など、知能をつかさどる大脳神皮質の順調な発達とともに、通常は生後2~12か月で統合(消失)されます。
たとえば手の把握反射はこの症状に含まれます。赤ちゃんの手のひらを指で触ると、その指を握ってくるといった反応です。

 


 

2-2. うつ伏せ運動
うつ伏せにするだけですが、赤ちゃんの上半身の筋肉を発達させて、首すわりを促進する運動です。
神経系をバランスよく発達させるのに必要な運動です。

 


 

2-3. バランス運動
赤ちゃんをひざやバランスボールに乗せ、平衡感覚を養います。筋肉の強化と、視覚・バランス機能の連携した発達を促すことができます。

 


 

2-4.寝返り運動
赤ちゃんの寝返りも、成長に必要な立派な運動です。寝ている体勢のときに、
左右におもちゃを振ってみたり、手を引いてサポートするなどして、赤ちゃんの成長の段階に合わせてあげましょう。

 


 

2-5.引き起こし運動
赤ちゃんをあお向けからお座り体勢にもっていく運動です。筋トレの腹筋運動に似ています。
自分の身体を自分でコントロールする第一歩になります。

 


 

2-6.ぶら下がり運動
両手で全身の体重を支える運動で、握力や腕、肩を鍛えます。
空間での体の動かし方やバランス感覚が育ち、動きに合わせた筋肉の使い方を学ぶことができます。

 


 

赤ちゃんが身体を少しずつ動かすようになり、ハイハイに移行するまでのおおまかな段階が上記となります。少しずつ、自分で身体をコントロールできるようになってくるので、この成長段階では、きちんと見守ってあげましょう。

もう少し段階が進んでくると、「飛行機ブーン」や「ぴょんぴょん運動」などで、より全身の筋肉を鍛えるようになります。赤ちゃんがハイハイするまではあと少しです。

 


 

【ポイント】

・赤ちゃんの首が安定していない場合は、無理に取り組む必要はありません。
・赤ちゃんが体の使い方を自分で習得するため、適切にサポートしましょう。
・運動能力を高め、感覚をしっかり育てると、その後の学びがスムーズになります。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 


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