子どものストレスに「共感」するための3つのポイント

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

日常のいたるところに潜んでいるストレス。大人が感じるストレスは、子供ももちろん感じています。
思っていることができなかったり、お友達とおもちゃの取り合いをしたり、ママが近くにいないだけで不安になり泣き出してしまう。
ささいなことがストレスを感じるきっかけになります。

そんな不安定な気持ちに共感し、寄り添っていくだけで子どもは落ち着きを取り戻します。
子どもの毎日の行動を笑顔にする日々に変えていきたいものですね。

今回は、【子どものストレスに「共感」すること】というテーマでお伝えいたします。

【もくじ】

1. 「共感」が信頼と安心を生む
2. 親が子どもに代わってストレスに対処する
3. 「安心感」が脳と心の健全な発育につながる

 


 
 

1. 「共感」が信頼と安心を生む

子どもが自分の思いや考えを話したときに、みなさんはどう受け止めますか?

まずは「そうだよね」と受け止めてあげてください。
子どもの気持ちをそのまま受け止めてあげることで、自分を丸ごと受け入れてもらえたと感じて、安心します。
この「そうだよね」の後に、1つだけ質問を付け加えると、子どもは思っていること、感じていることをさらに話してくれるようになります。

その話をしっかり聞き、聞いたことを要約して繰り返した後にまた質問をして、さらに詳しい話を聞く。
これを繰り返すことで子どもと深いコミュニケーションがとれ、お互いに共感力が増し、親子の絆が深まるのです。

人を引きつけてやまない「共感力」。

子どもの話を受け止め、安心感を与えることで、子どもはのびのびと育ち、持ち前の魅力を開花していくのです。

 
 

2. 親が子どもに代わってストレスに対処する

お友だちにおもちゃを取り上げられて泣いたり、見たかったテレビを途中で切られて泣いたり、親が近くにいないと気づいて泣き出したり…
子どもの感情はいつも上がったり下がったり、日々忙しくしています。

目まぐるしく変わる子どもの感情ですが、その感情に合わせて1つひとつ丁寧に、「悲しいね」「うれしいね」「つらかったよね」と、子どもの気持ちを言葉にしてあげましょう。
そうすることで子どもは安心し、自分の感情を言葉で表現するすべを学び、徐々に感情をコントロールできるようになっていきます。

逆に子どもが感情的になったとき、「大したことないよ」「泣きやまないと相手にしないよ」といったように、子どもの感情を軽く見たり、遠ざける対応をしたりすると、子どもはさらに爆発して泣きわめいたり、心を閉ざして本当の気持ちを隠したりするようになります。
自分の感情にどう折り合いをつければいいのかわからず、コントロールするすべを学ぶこともできません。

恐怖や不安に対処する脳のネットワークは、幼少期を中心に子どもが自立するまでの間、親の世話を通じて、ゆっくりと時間をかけて柔軟に発達させていくべきものです。
そうすれば、子どもは徐々に自分のペースで、そういったマイナス感情を自力でコントロールするすべを学ぶことができます。

 
 

3. 「安心感」が脳と心の健全な発育につながる

安心感をたっぷりと与えてあげることは、心のみならず、頭の発達にも良い影響があるのです。
子どもが感情的になったときには、寄り添いながら、子どもの気持ちを受け止め、気持ちを言葉にしてあげましょう。
子どもの脳と心の健全な発育のためにも習慣化したい取り組みです。

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親が子どもの感情を言葉にして、子どもが心の深いところで共感してもらえたと感じれば、子どもの共感力は増し、同じように感情が乱れた子に共感できるようになります。

 


 

【ポイント】

・子どもが話す言葉にしっかり耳を傾けて頷いてあげましょう。
・子どもが話かけてきたら「そうだよね」と気持ちに共感してあげましょう。
・「悲しいね」「うれしいね」と子どもの気持ちを言葉にしてあげましょう。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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