親子の関係を映し出す、「鏡の法則」

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

脳には、ミラーニューロンと呼ばれる「共感」のもととなる神経細胞があります。
「共感」とはつまり他者を理解することであり、子どもの可能性を大きく広げることにつながります。

今回は、【親子の関係を映し出す、「鏡の法則」】というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】

①:学習能力の基本であるミラーニューロンの働きとは

②:ミラーニューロンによる「共感」がもたらす悪影響を理解する

 


 
 

1. 学習能力の基本であるミラーニューロンの働きとは

ミラーニューロンの働きで、他人の行為を観察しているとき、人は脳内で、同じ体験をすることができます。
また、ミラーニューロンがあるおかげで、私たちは相手の行為や意図、感情などを理解できることがわかってきました。
ミラーニューロンは学習能力の基本であり、さまざまなコミュニケーションや人間関係を助ける橋渡し役になっていると考えられています。

一方、ミラーニューロンがあるために、子どもがしていることを見ると、まるで自分がその行為をしているように感じてしまいます。
だから、自分が「してはいけない」と思っていることを子どもがすると、親はまるで自分のことのように、「何とかしなければ」と、イライラしてしまうのです。

2. ミラーニューロンによる「共感」がもたらす悪影響を理解する

2006年に出版され、ベストセラーになった『鏡の法則』では、「現実に起きる出来事は、一つの『結果』だが、その『結果』には必ず『原因』があり、その『原因』は心の中にある。つまり、あなたの目の前に広がる現実は、あなたの心を映し出した鏡である。だから、人生の問題を根本的に解決するには、自分の心の中の原因を解消する必要がある」と、述べられています。
これは、まさにミラーニューロンについて語っていると考えてよいでしょう。

この仮定をもとにすると、誰かを「許せない」と心の中で責めているときは、自分の心の中に「許せない」部分があるということになります。
「誰かを許せない」ということは、結局は「自分を許せない」ということになり、その誰かを思い出すたびに、自分の心の中の嫌な部分を思い出し、落ち着かなくなったりイライラしたりするのです。
それでは、いつも安らぎがなく、リラックスできず、心と体のどこかに緊張感がある状態が続き、何かしらの問題を引き起こしやすくなります。

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子どもがやっていることにイライラするのは、自分の中にも同じようなイライラの原因があるからなのです。

「子どものことを受け入れるのが難しい」と感じる人は、まず、自分を受け入れてみましょう。
そうすると、子どもにも優しく向き合うことができます。

 


 
 

いかがでしたでしょうか。

【まとめ】

・ミラーニューロンによって、子どものやっていることが自分のことのように思えてイライラする場合がある。

・目の前で起こる結果には原因があり、その原因は心の中にあることを忘れない。

・自分を受け入れることで、子どもを受け入れる準備が整う。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【出典】子どもの未来が輝く「EQ力」 | 浦谷裕樹著(プレジデント社)