驚異的なアウトプットを育む「記憶力」

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回は、驚異的なアウトプットを育む「記憶力」についてお伝えします!

「記憶力」を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか?

まずは大量インプットを心がけます。
空き時間を活用し、俳句や漢詩漢文などの音源のかけ流しや音読などで記憶力を育みます。

次にアウトプットとして、暗唱を行います。
暗唱はフランスやインドなど世界各国の子どもたちの教育に取り入れられている、記憶力を高めるトレーニングの1つです。

音読から暗唱へといたるトレーニングは、脳を活性化させ記憶力を高める効果があります。
また、暗唱することで表現力や伝える力も身につきます。

今回は、驚異的なアウトプットを育む「記憶力」というテーマでお伝えいたします。

【もくじ】

1.記憶力の育み方
2.世界の暗唱トレーニング
3.記憶と表現力を育む暗唱トレーニング

 

1. 記憶力の育み方

EQWEL卒業生の高岡柚月(ゆずき)さん。
記憶力選手権の小学生部門で、2年連続日本チャンピオンに輝きました。

柚月さんはこれまでに多くのTV番組に出演し、持ち前の記憶力を次々と披露。
芸能人との記憶力対決で圧勝することもしばしばありました。

将来の夢は「お医者さんになること」。
小学校卒業後は関東の有名私立中学校に進学しました。

柚月さんの記憶力はどのようにして育まれたのでしょうか。

幼児期は、登園前の空き時間に、俳句や漢詩漢文などの音源の復唱や音読をしながら記憶の取り組みを続けました。

また、記憶の課題を親子で楽しみ、日々のちょっとした達成や成長を一緒になって喜び合いました。

朝の決まった時間以外にも、教材をいつも目にする場所に置いておき、自主的に取り組めるようにしていたそうです。
家ではもちろんのこと、車で移動するときにも、BGMのように記憶する内容の音源をかけ流したり、内容を記した本を読んだりして、大量インプットを心がけました。

教室で同じくらいの記憶力をもった仲がいいお友達がいたのも励みになったそうです。
教室の先生の後押しも大きな原動力になったといいます。

こうした結果、柚月さんにとって「記憶は楽しい」ものになりました。

そのおかげで、練習や本番で大変なことがあっても乗り越えて、取り組みを続けていく頭と心の強さが育まれたのです。

 

 

2.世界の暗唱トレーニング

暗唱は世界各国の子どもたちの教育に取り入れられている、記憶力を高めるトレーニングの1つです。

フランスでは国民的な文学や詩を暗唱させますし、チベットやタイ、インドといったアジアの地域や国々でも暗唱を重視した教育が行われています。

ユダヤの子どもたちも、3歳になったころから聖書の暗唱をさせられます。
ユダヤ人には、ノーベル賞学者や世界を股に活躍するビジネスパーソンなど、優秀な人が多いですが、「ユダヤ人が優れているのは幼い時から聖書を唱えて、暗記しているからだ」という学者もいるほどです。

日本でも、江戸時代までは寺子屋で四書五経の音読をするのが主流でした。
書かれている本の意味の理解は問わず、ひたすら音読や暗唱をするのです。

明治維新の立役者となった学者や文豪など、近代日本をつくり上げた人々の知力も、漢文の音読・暗唱で養われたといっても過言ではありません。

 

3.記憶と表現力を育む暗唱トレーニング

東北大学の川島隆太教授らは、脳科学的にも音読が脳を活性化させて記憶力を良くするといいます。

できるだけ速く読む「速音読」をすると頭の回転速度が上がり、記憶力が2割増しになるそうです。
さらに自制心や創造性、論理的な思考力が伸びるといいます。

音読から暗唱へといたるトレーニングには、脳を活性化し記憶力を高める効果があります。
また、人前で声に出して発表することで表現力や伝える力も身につきます。

EQWEL卒業生である女優の本田望結さんも、EQWEL在学中はさまざまなトレーニングをしていました。

その一つに暗唱トレーニングがあります。

この暗唱トレーニングのおかげで、たぐいまれなる記憶力と表現力を身につけました。

本田望結さんは6歳の時、大ヒットした『家政婦のミタ』に出演して脚光を浴びました。
お芝居をするときは自分のセリフだけではなく共演者のセリフも覚え、その役を演じるために自分自身にできる限りのことをして撮影に臨んでいたそうです。

ある撮影では、リハーサルで共演者のセリフが飛んだときに、周りの人に気づかれない小さな声で、その共演者に対して失礼のないようにそっと伝えたこともありました。

このような記憶力や表現力は、日々の暗唱トレーニングを通じて養われていったわけです。

優れた記憶力と表現力を育むために、年齢に合った長さの文章から暗唱に取り組んでいきましょう。

 
【ポイント】
・空き時間の音読などで記憶力を育む
・音読から暗唱へのトレーニングでさらに記憶力を高める
・暗唱することで表現力や伝える力も身につく

 

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 

 

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