子どもの短所とどう向き合うか ~シロクマの思考実験から学ぶこと~

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

子どものことを丸ごと受け入れるためには、子どもの短所とも向き合わなければなりません。

今回は、【子どもの短所とどう向き合うか ~シロクマの思考実験から学ぶこと~】というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】

①:子どもの短所に気づいたら、いったんは受け止める

②:シロクマの思考実験から学ぶこと

 


 
 

1. 子どもの短所に気づいたら、いったんは受け止める

「短所のない人間はいない」と頭ではわかっていても、子どものことを思えば、「直した方がよいところ」「将来苦労しそうなクセ」などが目につき、ついつい口うるさく注意してしまうものです。

しかし、そうすると、子どもにとって親との関係は息苦しいものになってしまい、のびのびと成長することができなくなってしまいます。

子どものことを否定せず、受け入れるために、親は子どもの短所とどう向き合えばよいのでしょうか。
その方法を知るために、まずは、簡単な思考実験をしてみましょう。

【課題1】「シロクマ」を想像してください。

【課題2】これから5秒間、「シロクマ」のことだけは考えないでください。

いかがでしたか?想像しないでいようと思えば思うほど、「シロクマ」が思い浮かんでしまったのではないでしょうか。

これは「シロクマの思考実験」といわれる、心理学の実験です。
この実験からは、「ある考えを無理に抑えようとすると、人はかえってその考えに取り憑かれてしまう」ということがわかります。

 
 

2. シロクマの思考実験から学ぶこと

子どもの短所に対しても、同じことがいえます。

「見ないようにする」「無視する」といったやり方では、逆に、その短所のことばかりが気になってしまう結果になるのです。

子どもの短所に向き合うときは、見ないようにするのではなく、一度受け止めるようにしましょう。
「この子にはこういうところがあるんだ」と、受け止めた上で、気にしない。
受け流すのがポイントです。

子どもの頃の悪癖が、ずっと直らないとはかぎりません。
それよりも、子どもの短所ばかりが気になり、ついつい子どもを否定的に捉えてしまうことの方が、子どもの未来に暗い影を落とすことになるのではないでしょうか。

子どものためを思えば、「受け止める」「受け流す」ことを身につけましょう。

 


 
 

いかがでしたでしょうか。

【まとめ】

1. 短所を無視すると、かえって気になってしまう結果になります。

2. 「こういうところがあるんだ」と受け止め、受け流しましょう。

EQWEL
EQWEL
教室ではレッスン後にコミュニケーションタイムがあり、講師にご相談いただくことが出来ます。誰かに相談することで、受け止め、受け流すことができるようになっていきます。

全国のEQWELチャイルドアカデミーではコロナ対策を万全に施し、体験レッスンを実施しています。

体験レッスンのお申込みはこちらから

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【出典】子どもの未来が輝く「EQ力」 | 浦谷裕樹著(プレジデント社)