5歳を過ぎたら小さな社会人!ルールとマナーを教えましょう

こんにちは!EQWELTIMES編集部です。

5歳を過ぎると、様々なことが自分できるようになり
物事の理解力もどんどん向上していきます。

今回は、「5歳を過ぎたら小さな社会人!ルールとマナーを教えましょう
というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】
・5歳頃にできることを把握しておきましょう
・社会のルールやマナーを教えましょう
・考える力を育みましょう

 


 
 

5歳頃にできることを把握しておきましょう

5歳を過ぎると、身の回りのことや園の準備など
自分のことは自分で出来るようになってきます。

自分の気持ちもスムーズに表現出来るようになるので
手がかからなくなる半面、大人顔負けの言動に
ビックリしてしまうことも。

それだけでなく、親の手伝いも
かんたんなことなら手伝えるようになります。

また、体力や筋力もしっかりとついてきて
バランスをとる能力も発達するので
平均台やブランコの立ちこぎなどの
より高度な遊びも出来るようになります。

生活面ではほぼ自立が出来ているので
少しずつ小学校に通うときを意識して
日常生活の基盤を作ってあげましょう。

朝起きてからの着替えや、余裕をもってトイレに行くなど
子どもたちがしっかり自分で出来るように
すぐに手を出さず見守ってあげましょう。

 
 

社会のルールやマナーを教えましょう

5歳を過ぎたら小さな社会人です。
少しずつ社会のできごとや仕組みを
教えてあげるようにしましょう。

社会のルール・マナーは
大人であれば自然と守っていることです。

お店の中を走り回る、電車の座席の上で飛び跳ねる
図書館で大きな声を出すなど
他人に迷惑をかける行為はしない
強引に自分の思い通りにはしない、ということです。

社会のルールを教えるということは
周りの人に迷惑をかけないようにすることを優先させて
子どもの気持ちをおさえる必要があります。

たとえばレストランで食事をしているときに
子どもはじっと座っていることができなくて
走り出すかもしれません。

このときにただ「座りなさい」と叱るのではなく
なぜきちんと座っていなければいけないのかを
説明してあげましょう。

走り回ると迷惑がかかること、レストランは
食事を楽しむ場所であることを意識させたうえで
「じゃあ食事が終わったら、公園でたくさん遊ぼうね」と
走りたい気持ちを尊重してあげることが大切です。

社会のルール・マナーを教えるときのコツは
我慢をしてルールを守れたときには
しっかりとほめること
です。

ルールやマナーが守れたら、その瞬間を逃さず
「すごいね!」「ちゃんと順番が守れたね!」
「我慢出来てえらいね!」などと
しっかりと声にだしてほめてあげましょう。

ルール―やマナーを教える点で一番重要なことは
「大人がちゃんとルールやマナーを守っている」
ということです。

教える立場の大人が守っていないのでは
説得力がありません。
「大人だからいいの」などと、ルールを無視するような
ふるまいをするのはやめましょう。


 
 

考える力を育みましょう

この時期の子どもたちは、
いろいろな物事や人に主体的に関わることで、
考えて発言・行動する力を身につけていきます。

同年代の子どもだけでなく、様々な年齢や立場の人と
関わっていくことで、多くの経験と
考えるきっかけを得ることができます。

ときには子どもだけでは解決できないことも
出てくるかもしれません。

ですが、そんなときは大人が解決するのではなく
「どうしたらいいと思う?」「どうしたい?」と
質問をだしながら、自分の力で問題を解決したり
解決するにはどうすればいいか、試行錯誤する機会を
たくさん用意してあげましょう。

 


 
 

自分を大切にしながらも、周りの人も大切にするという
考え方を教えていくことが
社会のルールを教えていくということです。

人と人が協力し合い、助け合い、感謝していく中で
「みんなが幸せになれるにはどうすればいいか」ということを
考えられる子に育てることが“しつけ”なのです。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!