リケジョ(理系女子)となり、東京大学へ進学【みんなの育WELL:A.Hさん】
こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELTIMES編集部です。
今回の「みんなの育WELL」では、東京大学・理科二類に進学した静岡駅前教室の卒業生A.Hさんを紹介します。
理系へ進んだのは、教室での○○がきっかけ
Aさんは、小さい頃からイメージ力が豊かでした。
絵が得意で、自分でお話を創作したり、歴史人物を覚えるときには、まずその人物の似顔絵を描いて覚えたりしていました。
また、「学ぶことが楽しい!」と、いろんなことに興味を持ち、とことんやってみて、とことんはまる子どもだったとのこと。
小学生のときにスクールバンドに所属したことがきっかけで、中高では吹奏楽部に入り、ドラムに没頭しました。
ただ、得意なことはとことん頑張るけど、苦手なことは最低限で済ませる、といった要領のよい一面も持っていたようです。
小さい頃は負けず嫌いで、何でも一番になることにこだわりがありましたが、成長するにつれて「そんなにこだわらなくてもいいや」と自分で気づいていったとのこと。
幼児期のAさん
そんなAさんが理系に進んだのは、教室での実験がきっかけでした。
実験が面白かったため、理系科目に興味が湧き、とことん勉強をして、高校生のときには「物理がすべての学問に通じる」と感じたそうです。
教室に通ったことで、学ぶ楽しさを知り、速読力や速聴力、物事を論理的に考える力がついたAさんですが、それ以外にも「自己肯定感」が強くなったといいます。
Aさんには、いつもどこかに『自分は大丈夫』という思いがあり、
「今日はダメでも、明日は大丈夫」
「失敗しても、次に取り返せばいい」
と言うこともあるとのこと。
自力でサッと次に切り替えることができるAさんを見て、ご両親も変に心配せずに見守ることができたそうです。
Aさんの母親が心がけていた3つの子育てポイント
Aさんのお母さんに子育てで心がけていたポイントをお尋ねしたところ、3つポイントをお伝えくださいました。
1つ目は、勉強のサポート法です。
お母さんは、Aさんにつきっきりで勉強を教えることはせず、また、勉強に関して怒ったり注意したりすることもしませんでした。
お母さんは、自分は勉強が得意というわけではなかったので、Aさんが小さい頃から、
とお願いしていたそうです。
ただ、やるべき宿題や課題をしなかったり、やる気がないときには、
「将来やりたいって思う仕事があっても、勉強ができないことであきらめるのは嫌だよね」
と伝えていたそうです。
そう伝えてはいても「ちゃんと聞いているのかな?」と感じることもありました。
それが、Aさんが大きくなってから「あのときに言われた言葉は気になっていたんだよ」と言われ、ちゃんと聞いていたんだなと実感されたそうです。
2つ目は、受け止め方です。
教室では先生方が、Aさんができたときも、できなかったときも、しっかりと受け止めてくれました。
できなくても「ここまで頑張ったね」とほめてくれる。
頑張った自分を認めてくれ、見守ってくれている。
そんな受け止め方が、Aさんのみならず、お母さんにとっても安心と自信につながりました。
静岡駅前教室・石田先生と
お母さんも先生方に見習って、Aさんには
(失敗した時)
(受験前の時)
と声かけするようにされたそうです。
こういった声かけの一つ一つが、Aさんの自己肯定感やレジリエンス(折れない心)、やり抜く力の醸成に繋がっていったのです。
3つ目は、生活面のしつけです。
~ 家の中ではママがルール ~
勉強に関しては、怒ったり叱ったりはしなかったのですが、生活面でのことは厳しくしつけていました。
「そのルールより良い方法があれば提案してね」
と、Aさんに伝えてはいましたが、Aさんがルールの変更を提案したときには、
とダメな理由をきちんと説明して却下し、結局Aさんの提案を受け入れることはなかったそうです。
お母さんは、
と笑って言われていました。
優しさだけでなく、時には厳しさをお持ちのお母さんですが、それでも子育てに心配や悩みはつきもの。
何かあったら、すぐに先生に相談していました。
お母さんにとって教室は、子どもが学習する場所であるだけでなく、何かあったときに自分の話を聞いてもらえ、勉強以外のことも相談できる場所でした。
先生方の深い知識と温かな心のおかげで、安心して相談し、助けてもらうことができたとのこと。
お母さんは、「Aが立派に育っていっているのは教室のおかげです」と言われていました。
大学生になったAさん
現在は、大学の文化祭の実行委員になって頑張っているAさん。
物理をはじめたとした科学の世界を勉強してきましたが、今は
「生物を究めて、脳の仕組みを少しでもたくさん知りたい!」
と、生物に興味が出てきているとのこと。
今後の活躍が楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。