「勉強しなさい」と言わないと勉強しません。どうしたら良いですか?1【浦谷博士のEQ力コラムvol.24】

EQ力を育むEQWELチャイルドアカデミーの浦谷裕樹です。

9月より毎週のようにオンラインセミナーを開催していますが、終了後のQ&Aの時間に数多くのご質問をいただいています。

今回はそれらの中から回答を一つを紹介します。

 

ママ
ママ
「勉強しなさい」と言わないと勉強しません。
どうしたら良いですか?

6歳の男の子の母親Iさんより

EQWEL
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「勉強しなさい」と言っても、子どもの勉強時間は増えません。

 

「~しなさい」という命令は、一時的に言うことを聞いたとしても、
それは親が恐いからです。
 
 
小さいうちはしぶしぶ言うことを聞きますが、
そもそも勉強をしたくないので、
命令をしなくなったら勉強をしなくなるのは当然のことです。
 
 
しかも命令を多用していると、効きが悪くなってくる上に、子どもがイライラしやすくなり、
感情をコントロールできなくなってくるというオマケつき。
 
 
それよりも、子どもの横について勉強を見たり、
勉強をする時間を決めて守らせたりした方が、
子どもの勉強時間が増えることが研究からわかっています。
 
 
「勉強しなさい」という言葉はあまり効果がない上に、
子どものメンタルを悪化させ、子どもを勉強嫌いにする効果があると思っておいた方がいいでしょう。

 
 
 
東大生を対象とした数多くの調査結果によると、
平均して6~7割の東大生は子どもの頃から「勉強しなさい」と言われていなかったことが分かります。
 
 
東大生女子に限った調査では、9割以上が「勉強しなさい」と言われなかったそうです。
 
 
では、なぜ「勉強しなさい」と言われないのに、東大に合格するほど勉強をしたのでしょうか?
 

そのための大きなポイントの一つは?

【ポイント】

「親が何かしらの勉強している姿を見せること」

 
東大生のご両親の6割以上が、父母問わず何かしらの勉強をしていました。
 
 
勉強内容は、英会話の学習や趣味の勉強など自分を成長させるものから、
ナンクロやクロスワード、パズルゲーム的なものに到るまで多種多様でしたが、
頭を使う系のことをしていたとのこと。
 
 
このように親が自主的に勉強している姿を見ると、
子どもも勉強するのは大切なことだと思うようになり、
親のまねをして自主的に勉強するようになります。
 

 
まずは親も何かしら頭を使う勉強をするようにしましょう。
 
 
親が楽しく勉強して入れば、子どもも勉強を楽しむようになります。

 
その上で、ほめ方と接し方を気をつけます。
 
 
ほめ方と接し方にはいくつかのポイントがありますので、次回よりお伝えします。(浦谷 裕樹)
 
 
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