「勉強しなさい」と言わないと勉強しません。どうしたら良いですか？２【浦谷博士のEQ力コラムvol.25】 | EQWEL TIMES

EQ力を育むEQWELチャイルドアカデミーの浦谷裕樹です。

前回いただいた質問、

ママ

「勉強しなさい」と言わないと勉強しません。
どうしたら良いですか？

6歳の男の子の母親Ｉさんより

への2つ目の回答です。

EQWEL

「勉強しなさい」と言わなくて済むようになるには、
子どもが勉強好きになる必要があります。

では、どうすれば、子どもが勉強好きになるのでしょうか？

そのために、とても重要なベースとなる日々の接し方のポイント

【ポイント】

「親が子どもの話に耳を傾けること」

親に自分の話を聞いてもらえると、
子どもは自分を受け止めてもらえたと感じて安心し、心が落ち着き、安定します。

また、自分の話が通じたことに喜びを感じ、自信がつき、
もっと上手に話そうと脳がフル回転します。

その結果、知識欲が増し、勉強にも意欲が湧いて、
学ぶことが面白くなるのです。

現役東大生184名を対象とした調査では、
90.7％が「親は自分の話を聞いてくれた」と回答しています。

また、73.4％が「勉強が好き」と答えています。

ベネッセ教育総合研究所の一般の子どもたちを対象とした調査では、
「勉強が好き」と答えたのは、小学生で62％、中学生で37.6％。

東大生は大学生になっても7割以上が勉強好きというのは、
いかに高い数字であるかがわかるでしょう。

しかも、東大生で「勉強が好き」と答えた学生では、
実に96％が「親は自分の話を聞いてくれた」と答え、東大生の中でもグッと率が上がっています。

「子どもの自信を高め、勉強好きにするベースをつくる」
ために重要です。

子どもが話し始めたら、しっかりと耳を傾けましょう。

次回は勉強好きになる「ほめ方のコツ」をお伝えしますので、お楽しみに！（浦谷裕樹）

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