「否定」の上手な使い方とは?

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

子どもと大人に同じ言葉をかけても、教育効果の出方はまったく違います。
実は、子どもの方が、より大きな効果を発揮するのです。

今回は、【「否定」の上手な使い方とは?】というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】

①:人格や存在を否定しない

②:子ども自身でなく、間違った「行動」を否定しよう

 


 
 

1. 人格や存在を否定しない

「お茶の入ったコップを倒す」「片付けをしない」など、子どもが何度言っても間違いをしたり、言いつけを守らなかったりしたときがあると思います。

そんなとき思わず、「ダメな子ね!」「○○ちゃんは片付けができない子だね……」といった、子どもの人格や存在(子ども自身)を否定するような言葉かけをしてはいないでしょうか。

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このような言葉かけを続けると、子どもの潜在意識に
「私は(コップを倒し続ける)ダメな子なんだ」
「私は(片付けが)できない子なんだ」
というセルフイメージを植えつけることになりかねません。

その上、自信の要素である、自分は価値があるという「自己肯定感」と、自分はできるという「自己効力感」が育たず、自信のない子になってしまいます。

 
 

2. 子ども自身でなく、間違った「行動」を否定しよう

逆に、子どもの人格や存在を丸ごと認め、受け入れ、否定しない、「完全受容」の接し方をすると、年とともに活躍の幅が広がる伸びしろのある子に育ちます

チャップリンやピカソ、モーツァルトの母親は、この「完全受容」で子どもを丸ごと受け入れ、わが子には素晴らしい力があると信じ、子どもにそのことを伝え続けたといいます。

子どもが間違いや失敗をしたときには、
「コップは倒さないように気をつけようね」
「片付けをしないのはよくないことだよ」と、
行動だけを否定するように気をつけましょう。

そして、コップを倒したときの対処や片付けを一緒に実演しながら教え続ければ、
間違いや失敗が減り、かつ間違ったり失敗したりしても、自ら対処できるようになっていきます。

子どもの人格や存在を否定せず、失敗しても行動だけを否定するようにしましょう。

 


 
 

いかがでしたでしょうか。

【まとめ】

子どもが間違いをしたときは、子ども自身を否定するのではなく、間違った行動だけを否定するようにしましょう。
そうすることで、「自分はできない子」というイメージを負わせることなく、自分で対処できる子どもに育っていくでしょう。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【出典】“人間力”あふれる子どもに育てるために「ポジティブ育児メソッド」 | 浦谷裕樹著(プレジデント社)