赤ちゃんの脳波と教育効果の関係について

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

子どもと大人に同じ言葉をかけても、教育効果の出方はまったく違います。
実は、子どもの方が、より大きな効果を発揮するのです。

今回は、【赤ちゃんの脳波と教育効果の関係について】というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】

①:脳波の特徴と、年齢とのかかわり

②:潜在意識に入り込めるかどうか

 


 
 

1. 脳波の特徴と、年齢とのかかわり

冒頭に記載した「同じ言葉をかけたときに、大人よりも子どもの方が大きな効果を生む」ということですが、なぜこのように、子どもには親の思いが伝わりやすいのでしょうか。
その答えの一つとして、脳波から見た見解を紹介します。

脳波には大きくわけて、起きているときのベータ波、目を閉じてリラックスしているときのアルファ波、寝る直前のまどろんでいるときのシータ波、熟睡しているときのデルタ波があります。
子どもは新生児期から学童期、成人期へと至る過程で、脳の神経細胞の数は変わりませんが、それらの間の神経線維が急速に発達します。それに伴い、脳波の周波数も変化するのです。

新生児期の脳波は、眠っているときに出るデルタ波が主体です。
その後、生後1年頃よりシータ波が主体になります。

3~5歳頃でシータ波からアルファ波に変わっていき、10歳頃ではアルファ波が主体となっていき、シータ波が減ります。
そして、5歳前後でアルファ波が優勢な成人に近い脳波となり、20歳頃に完全に成人の脳波になるのです。

 
 

2. 潜在意識に入り込めるかどうか

このように、脳波には、個人差があるものの、それぞれの成長時期に応じて優勢な周波数帯域があります。
脳波は起きているか、眠っているかという意識レベル(覚醒・リラックス・浅い睡眠・深い睡眠)によって変化する指標です。
脳波の中でもシータ波が出ている状態は、大人でいうと浅い睡眠状態です。うとうととまどろんでいて、意識の働きが弱くなり、潜在意識(無意識)に働きかけやすいタイミングだといえるでしょう。
いわば、催眠状態のような暗示にかかりやすくなっている状態です。

つまり、幼児期は主にシータ波が出ているので、いつも催眠状態に入っているといえます。

周りの言葉かけが暗示となって、潜在意識、すなわち頭や心の奥底にスーッと入っていく状態であることがわかります。
脳波で見ると、3歳頃までは周りで起こっていることが催眠状態のようにすいすい潜在意識に入り込み、記憶に定着しやすいと考えられます。

EQWEL
EQWEL
EQWELの教室では、赤ちゃんへの教育効果が最大となるように、さまざまな趣向をこらしたレッスンを行っています。

 


 
 

いかがでしたでしょうか。

【まとめ】

1. 潜在意識にすっと入り込める状態は、記憶に定着しやすい状態です。

2. 1歳~3歳ごろの子どもの脳波は、シータ波が出ている状態であり、教育に最も適した時期といえます。

全国のEQWELチャイルドアカデミーではコロナ対策を万全に施し、体験レッスンを実施しています。

体験レッスンのお申込みはこちらから

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【出典】子どもの未来が輝く「EQ力」 | 浦谷裕樹著(プレジデント社)