仲間とともにレゴ世界大会へ進出!【みんなの育WELL:R.Kさん】

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELTIMES編集部です。

今回の「みんなの育WELL」では、レゴの全国大会で最高得点を獲得し、世界大会への切符を手に入れた二子玉川教室の卒業生R.Kさんを紹介します。

 

世界一有名な玩具「LEGO」遊びの効果

2000年にフォーチュン誌で「20世紀を代表するおもちゃ」と評されたように、レゴは世界で最も有名な玩具だといっても過言ではないでしょう。

21世紀に入ってからもさらなる進化を遂げ、レゴを活用したプログラミング教室ができるなど、このままだとレゴは「21世紀の代表的なおもちゃ」にもなりそうな勢いです。

このレゴは1932年にデンマークで生まれた玩具で、デンマーク語の「leg godt(よく遊ぶ)」を縮めて「LEGO」と名付けられました。

あらゆる年齢層の子どもが使え、ひとりでも友だちとでも遊ぶことができ、初級者から上級者まで一歩上のレベルの習得を楽しみながら学べます。

レゴは、まさに「よく遊び」ながらイメージ力や空間認識能力、論理性といった思考力に加え、手先の器用さも高められる優れた玩具なのです。

 

世界大会への切符をものにしたレゴ作品集

EQWEL卒業生のRさんは7~8歳の時に、世界的なレゴの大会(FLL 2019-2020)で仲間とともに全国大会で最高得点を獲得、「Champion Award」に輝き、世界大会への切符(出場権)を手に入れました。

コロナ禍でアメリカのデトロイトで開催予定だった世界大会は中止になりましたが、Rさんがチームメイトと共に制作したレゴの作品は見事です。

2019-2020年大会のテーマ”BOOMTOWN BUILD”ではチームテーマを“人と生き物に優しい街づくり”にしてつくった「シルクパビリオン」は、構造物がすべて自然に還る天然素材でできていて、バイオマスなどの再生可能エネルギーで稼働する施設です。

 


シルクパビリオン

 
翌年の大会では、戦争から平和への願いを込めてつくった「歴史学び体験アクティビティ」を作成しました。

階層構造で「関ヶ原の合戦」から「太平洋戦争」までの戦争、そして最上階に「平和な平成・令和」を表現し、タイムトリップエレベーターで移動できるようになっています。

 


歴史学び体験アクティビティ


歴史学び体験アクティビティ構想図

 
こういった作品を仲間とともにつくっていく中で、Rさんは上述したイメージ力や思考力がグングン伸びていきました。

それとともに、世界的な課題に関心を持って、理科や社会の知識を自ら学び、仲間と協力しながら表現するための知識やスキルも身につけていきました

また、大会以前から世界のLEGO情報を知るために英語でもLEGOに関する本を読み、インターネットでも情報収集し、LEGOの街を作る際には世界中でプラントを作る人に英語でインタビューもしました。
こういった幼少期からの日々の積み重ねの学習習慣の成果の一つとして、小学1年生で英検準2級、小学4年生で英検2級に合格できたということが挙げられるかもしれません。

 

Rさんの才能を開花させた母親の「0(ゼロ)モード対応」

Rさんのお母さまは、友人からEQWEL教室を薦められ、

「Rの地頭がよくなるといいな~」

と思い、軽い気持ちでEQWEL教室に通い始めました。

すると、Rさんの学びのエネルギーがグングン伸びて、いつしかお母さまの想像を超えた感じで育っていくことに

 
Rさんのお母さまは、

ママ
ママ
「わが子ながらにスゴイ!」

と思うことがある一方、Rさんが自分の思い通りにいかず、激しく泣きじゃくり続けたときには、

ママ
ママ
「この子、大丈夫!?」

と思うこともしばしばあったそうです。

 
昔はRさんが泣きじゃくったときには、抱きしめたりなだめたりして落ち着かせていました。

しかし、Rさんが小学校高学年になった頃から、

ママ
ママ
そろそろ自分で考え行動する時期に入ってきたし、もう泣きじゃくっても少し距離をおいた方が良いのでは?

と思うようになりました。

その後、Rさんが泣いても、敢えて何も感じない「0(ゼロ)モード」というある種の興ざめ状態に入るようにしました。

すると、徐々にRさんは泣いても何も変わらないと悟るようになり、時にはその場から自ら離れ、落ち着くようになったとのこと。

このように、年齢が上がるとともに、適切な距離感を取れるようになってきたそうです。

 
 
また、教室などに通う中で、周りの想像を超えた成果が出るのを見るにつれ、親の欲張りな心が生まれ、更なる期待感が出てきて、ついつい厳しくなってしまったことがありました。

しかし、「子どもに過度な期待をかけるのは、(特に幼少期は)親の勝手な思いなのでは?」
と感じてからは、

ママ
ママ
「その期待を一度忘れよう、子どもの素の姿を見るようにしよう」

と自分に言い聞かせるようにしているそうです。

 
さらに、自分のダメな部分を子どもにもさらけ出すようになってきたとのこと。

ママ
ママ
今のはママが悪かったね

と素直に子どもに伝えることで、Rさんは自分も悪いと思ったことは素直に謝るようになったそうです。

 


関ケ原の戦いラフ画

 
最後に、「周りの方から頂いたアドバイスをもとに、親子で気を付けていること」を以下に記します。

ママ
ママ
「親だから」という上下関係をつくらないことを心がけています
(でもまだ100%は出来ていません)
ママ
ママ
「家族はチーム」という思いのもとに、チームメイトとしてチームワークをどうすればよくできるかを一緒に考えるようにしています。
そのおかげで、お互いに楽になったことが増えてきた気がします

 
 
今は自ら学び、調べる時間は、LEGOのNASAシリーズにハマっているというRさん。

発想力や集中力・やり抜く力が高く、英語ができるという長所を活かして、将来はどのように歩んでいくのかと考えがちですが、大人の期待は忘れ、一歩離れたところから温かく見守っていきたいと思います。

 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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