子どもの短所が気にならなくなる「長所伸展法」とは

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

皆さんが子どものころ、苦手なことは何でしたか?周りの人に聞いてみると、「片付けができない」「言われたことに取り掛かるのが遅い」など、人によってさまざま理由があるかと思います。
そういった短所があったとしても、それが気にならなくなるような子育て法、考え方があります。

今回は、【子どもの短所が気にならなくなる「長所伸展法」とは】というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】

1. 長所と短所をどう認識するか
2. 短所を長所として置き換えてみる

 


 
 

1. 長所と短所をどう認識するか

子どもの短所をすぐに受け流すのは難しいでしょう。
そこで取り入れたいのが、子どもに対する見方を少し変えるだけで、子どもの長所が伸びていき、短所が気にならなくなる「長所伸展法」です。

次の「○」が並んだ図をよく見てみましょう。たくさんの中に、一つだけ「C」があります。

あなたはどこが一番印象に残りましたか?
「○」がたくさんあるのに、なぜか「C」にばかり目がいってしまったのないでしょうか。子どもを見るときも、同じようにしてしまいがちです。

「次に、「○がたくさんある」という思いで、もう一度、図を見てみましょう。
すると、「C」も目に入るけれど、気にならなくなってきます。
このように、子どもの短所を受け流すには、他のよいところに目を向ければよいのです。

 
 

2. 短所を長所として置き換えてみる

周りの大人に、自分のよい面を見てもらって、認めてもらった子どもは、その部分がどんどん伸びていきます。

例えば、ぐずぐずした面はあるけれど、愛らしくてかわいい子がいたとします。
もし、ぐずぐずしているところばかり注目していたら、いずれ「あの子はだらしない子」というイメージが、周りにも本人にも定着してしまいます。
すると、「ピグマリオン効果」がマイナスに働き、本人は、ますますぐずぐずした子になり、せっかくの愛らしさも、それを隠すための仮面のように感じてしまうようになるでしょう。

※ピグマリオン効果とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上すること。

ところが、もし愛らしい面にずっと注目し続けたら、「愛らしい子」というイメージがつくられ、その子はますます愛らしくなり、ぐずぐずしたところも、愛らしさの一つとして受け入れられるようになっていきます。

見方を変えるだけで、長所が伸びるとともに、短所は気にならなくなり、その結果、子どもを丸ごと受け止められるようになるのです。

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大きな長所は短所を隠してくれます。親がしてあげるべきは、短所を直すことではなく、長所に気づき、そこに注目してあげることなのです。

 


 

【まとめ】

①短所は目立ちがちだが、物の見方を変えると、目立たなく感じることができる
②子どもの良いところを見つけてあげることが重要

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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