幼児の記憶力

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

2歳前後の子どもをみていると、その記憶力の素晴らしさに驚嘆することがよくあります。
見たものを詳細に覚えていたり、歌を数回聞くだけで覚えてしまったりと、
瞬く間に大量の情報を脳に記憶しています。

今回は、「幼児の記憶力」というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】
・脳への適切な働きかけ
・視聴記憶・聴覚記憶の能力を高める
・記憶を定着させるために睡眠は大事

 


 
 

脳への適切な働きかけ

大人が覚えられないようなこともたちまち覚えてしまうので、
「うちの子天才!」と思っているお母さん、お父さんも多いはずです。

ただ、この力はこの時期に適切な働きかけをしないと徐々に低下していきます。
覚えたものもすぐに忘れてしまいます。

これがなぜなのかはまだ十分には解明されていませんが、
生まれた時は未発達だった記憶を司る脳の海馬という部分が3歳ごろ完成し、
神経機能の繋がりが複雑になる一方で、使わない神経回路を刈り込み、
よく使う機能に集中させることが脳のなかで行われているためらしいのです。

ですから、神経回路の刈り込みが行われないようにするためには、
それを使い続ける事が必要なのです。

 
 

視覚記憶・聴覚記憶の能力を高める

視覚的なトレーニングの手段としてフラッシュカードがありますが、
週に一度ではなかなか定着しません。
ですので、家で遊び感覚で取り入れると効果的です。

また、動物は昔から視覚よりも聴覚を生存競争に打ち勝つために発達させてきたため、
人間も耳からの記憶の方が目からの記憶よりも心に残ります。
例えば歌も歌詞よりメロディの方が記憶に残っているはずです。
ですから聴覚記憶の能力を育ててください。

ホームリスニングなどを活用し毎日聞かせて、内容を口にし、一緒に楽しく
歌ってあげましょう。継続することが大切です。


 
 

記憶を定着させるために睡眠は大事

記憶を定着させていくためには睡眠が不可欠です。脳は寝ている間に脳に入った情報を
整理し、定着させます。何か新しい知識を身に着けるためには、覚えたその日に十分に
睡眠をとることが決め手だそうです。

 


 
 

記憶する力は思考力や集中力の土台となっていく力です。幼児期に楽しく遊びのように
この力を育てることにより、記憶することが楽しくなり自信もついていきます。
また、毎日継続するとその間に何回も睡眠が入るためさらに効果的だそうです。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!