自ら動く!子どもの『主体性』

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

今回は、自ら動く!子どもの『主体性』 についてお伝えします!

急いでいると、ついつい子どもに言ってしまうのが『早くしなさい!』という命令の言葉です。

けれども、実際に子どもに「早くしなさい!」といったところで、子どもの動作はさほど速くはならないものです。

言葉にすることで逆に焦ってしまい、いつもより手間取って遅くなってしまうこともあります。

何とか『早くしなさい!』と言わずに済む方法はないのでしょうか。

今回は、自ら動く!子どもの『主体性』というテーマでお伝えいたします。

【もくじ】
1. 主体性がある子ども
2. 主体性がない子ども
3. 主体性の育て方

 

1. 主体性がある子ども

主体性とはなんでしょうか。
それは、自ら考えて行動する力です。

子どもが、自分の意志で考えて行動することで主体性はぐんぐん伸びていきます。
また、そういった子どもは失敗を恐れず挑戦していき、自分の意見をはっきりと伝えることができます。

親も口出ししすぎず、子どもを信じて任せることを意識します。

子どもの主体性は、親の接し方次第でいくらでも伸びていきます。
過干渉にならず、放任もしない適度な距離感をもって子どもに接するようにしていきましょう。
 

2. 主体性がない子ども

ある母親は、4歳の娘が登園するときに、玄関で毎朝『早くしなさい』と言い続けていました。
しかし1年間、毎朝早くしなさいと言い続けても、娘の動きは一向に早くなりません。

どうすれば自分で考えて動いてくれるのでしょうか。
EQWELでは以下のアドバイスをしています。

1.「早くしなさい」ではなく「ゆっくりでいいよ」と伝える
2.時間に間に合わなくても見守り「自分のぺース」で登園させる
3.時間に遅れても、「行ってらっしゃい」と笑顔で見守る
4.遅れたことに落ち込んだら、優しく抱きしめていつも通りに接する

たったこれだけで子どもの行動は変わるのです。

母親が早くしなさいと命令して、娘の手助けをしていると、娘は何も考えずに行動します。
怒られながら登園すればよいと思って親任せにしていたのです。

ところが、自分のペースで家を出たら登園時間に遅れる、という嫌な経験をしたため、それを回避するために自分で考えて行動するようになった、ということなのです。
 

 

3. 主体性の育て方

まだ幼い子どもは、どうすればいいかわからない、といったことも多く自分で答えを出すことができません。
ですが「この服が着たい」「家よりも公園で遊びたい」と自分の意見を口にすることがあります。

自己主張をした子どもの「主体性」を見逃さないように、子どもの話をよく聞いてあげましょう。

また、親の言うことを聞かない時に、頭ごなしに「やめなさい」「無理だよ」と否定することは、よくありません。
まずは「どうして?」と理由を聞いてあげてください。

仮に子どもが自分で考え行動した結果、失敗してしまったとしても、同調して否定的なことや叱ることは避けましょう。

こどもの頑張ったところを見つけてあげ、その頑張りを褒めることで子どもは失敗を恐れなくなります。
子どもの主体性を育てるためには、解決策を一緒に考えたり、失敗も受け入れる姿勢が大切です。

「ありのままの自分を受け入れてもらえる」という自己肯定感が高まれば、「自分でやってみよう」という主体性を伸ばすことにも繋がるでしょう。

主体性が育つことで、状況に応じて判断し行動できる習慣に繋がっていきます。

命令や禁止の言葉を減らし、子どもの考えや意見を尊重して、アドバイスを多くするように心がけてみてくださいね。

 
【まとめ】
・ありのままの子どもを受け止める
・子どもの意見を尊重する
・失敗しても、頑張りを褒めてあげる

 

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 

 

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