自立心が育つとき!3歳児のしつけについて

こんにちは!EQWELTIMES編集部です。

2歳ごろから始まるイヤイヤ期。
自立や成長のしるしとわかっていても
親はついイラっとしてしまいますよね。

今回は、「自立心が育つとき!3歳児のしつけについて
というテーマでお伝えいたします。

【ポイント】
・親子でルールを決めましょう
・お手伝いでしつけの基礎を作りましょう
・選ばせることがうまくいくコツです

 


 
 

親子でルールを決めましょう

3歳になると、言葉や身体能力に伴って
自立心も旺盛になっていきます。

2歳頃からはじまるイヤイヤ期も続いているので、
頭ごなしに叱るようなしつけ方は
逆効果になってしまいます。

そんなときは、親子でルールを決めて
守ることを約束として取り決め
約束を守れなかったら
破ったことを叱るということを伝えておきます。

叱るときは子どもを叱るのではなく
「約束を守れなかったことに怒っている」と
伝えましょう。

危ないこと、してはいけないことを
「いけません」と教えることは
とても大切なことです。

約束を破ったときは、声を荒げるのではなく
表情や態度でいけないことを教えます。

そのときは、怒った表情でなく
悲しい表情をすることをおすすめします。

 
 

お手伝いでしつけの基礎を作りましょう

食事の用意や後片付け、洗濯物を取り込むなど
簡単な家事のお手伝いをお願いすることから
生活のしつけをしていきましょう。

お手伝いは、子どもの自立心を育てたり
多くのことを学ぶ機会になります。

抽象的なほめ方ではわからない場合が多いので
お手伝いができたときは、感謝の言葉といっしょに
何ができていたか、助かったかを
具体的に伝えてあげましょう。

たとえば、食事の用意を手伝ったときには
「お箸を正しい向きで並べられるようになったね」
「テーブルを拭いてくれてありがとう」など。

具体的にほめることで、子どもも
“これがよかったんだ”と理解できます。

仕上げが不十分だったり、やり直す必要があるときは
子どもに気づかれないようにこっそり行いましょう。

見ているところでやり直されると
自信をなくして、自分から何もしたがらない子に
育つこともあります。

失敗したり、上手にできなかったときは
まずは感謝の気持ちを伝えてから
どうしたらじょうずにできるかを教えてあげましょう。

 
 

選ばせることがうまくいくコツ

イヤイヤ期に入ると、何でもイヤ!と
言うようになりますが
それは自立がすすんでいるしるしです。

何でも自分でやってみたい、思い通りにしたいと
思う気持ちが強くなるので
反抗的な態度をとることが多くなります。

ですが、3歳はまだ自分の気持ちを
言葉にする力が発達途中のため
泣きわめいたり、物を投げたりといった
かんしゃくを起こしてしまうんです。

そんなときは子どもの気持ちを尊重し、
「~しなさい」ではなくて
「○○と△△、どっちにする?」というように
自分で選ばせるようにしてみましょう。

自分で選んだという達成感や
自分の主張が通ったという満足感で
すんなりと聞いてくれることもあります。

また、子どもに「○○しなさい」言う前に
まずは親ができているかをチェックしましょう。

ほかのしつけや何かを教えるときも同じですが
親がやっていることは子どももやりたくなります。

親がしていないことを子どもにさせても
子どもは「なんでパパやママはしてないのに
自分だけがしなければいけないのか」と思い
納得できないから「いや!」となります。

何事もまずは親が見本を見せていると
子どもも自然としつけやマナーを見て覚えますよ。

 


 
 

子どもを叩いたり怒鳴りつけるしつけの仕方は
一瞬なら言うことを聞くかもしれませんが
長期的な目線で考えると逆効果になるのでやめましょう。

子どもからしたら叩かれたり怒鳴られた記憶しか残らず
“なぜそうなったか”を覚えていられないからです。

何か叱らなければいけないことがあれば
冷静な声で、わかるように話して聞かせましょう。

1度言うだけではわからないかもしれませんが
何度も繰り返すうちに、良いことと悪いことの
区別がついていきます。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!