身近なところにも危険はたくさん!子どもの事故を防ぎましょう

みなさん、こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミーのきよたかです!(`・▽・´)/

夏になると、夏休みで長期のお出かけや水遊びなど
楽しいことがたくさんありますね。
ですが、一歩間違えれば重大な事故につながることも。
お出かけ前にもう一度身の回りの危険を確認していきましょう!

本日は、「身近なところにも危険はたくさん!子どもの事故を防ぎましょう
についてお話します。

 


 
 

子どもが事故に遭うのは一瞬です。

時々新聞の記事やテレビなどで子どもの事故死の報道が流れます。
きちんと見ていないからだと思う方もいるかもしれませんが
ほんの2秒目を離した間に…なんてことも十分にあるのです。

例えば以下のような事例があります。
・大人用ベッドに寝かせていたらベッドと壁の隙間に落ちた。
・テレビのリモコンで遊んでいたら、入っていたボタン電池を誤飲した。
・寝転びながらあめをなめていたらのどに詰まり窒息した。
・ベランダの洗濯機内に落ちた。

転んだ、切った程度のけがなら命に問題はありませんが
転落や溺水など命に係わる事故もたくさんあります。
絶えず動き回る子どもから片時も目を離さないのは不可能なので
事故に遭わない環境作りが何よりも大切です。

子どもが元気にすくすくと成長するためにも
身の回りをもう一度確認していきましょう。

 

お家の中は危険がいっぱい

0歳から2歳くらいまでの子どもが事故に遭うのは主に家の中です。
思いがけないところにも事故の可能性はあります。
場所別に危険なポイントをきちんと把握しておきましょう。

■居間■
寝返りやハイハイができるようになったら要注意。
一瞬ソファに寝かせていたら、寝返りを打って転落したり
移動中にみつけたホコリや小物などを誤飲してしまう恐れもあります。
ラップの芯くらいの穴に入るものなら飲み込んでしまう可能性があるので
子どもの身長の1.5倍以上の位置に置いておきましょう。

■台所■
電気ケトルやトースターなどに触ったり、炊飯器の蒸気に触ったり
鍋に触ってこぼしてしまうなど、やけどが一番おおい場所です。
親のしていることをまねしたがって包丁などに触ることもあるので
危険が理解できるような年齢になるまでは、柵などを使用し
台所に入れないような工夫をしましょう。

■お風呂場■
まず、ひとりでお風呂場に行かせるようなことは避けましょう。
2、3cmの水でも溺れてしまうことがあるので、子どもが小さいうちは
お風呂のお湯は必ず抜いて、外側からかけられるカギを付けておくと
なおいいでしょう。
また、一緒に入っているときでも油断は禁物です。
目を離した2分ほどで溺れてしまうこともあります。
溺れたときは、ばしゃばしゃと大きな音がして暴れて
すぐ気づくのではないかと思いがちですが、
実際は、子ども自身は何が起きたかわかっておらず
声も出せないままに静かに沈んでいきます。

親が髪を洗っている間は湯船につからせないで、子どもを湯船に入れている
ときには目を離さないようにしましょう。

■ベランダ■
転落事故の報道が流れることも多いベランダは危険だらけ。
2cmのでっぱりがあれば子どもは足をかけて登ってしまいます。
足がかりになるようないすや室外機、植物を置く棚など
子どもが登れそうなものは置かないようにしましょう。
室外機と手すりまでの距離が近い場合は、室外機の上に斜めになるように
板を設置するなどして、登れないような工夫をしましょう。

 

車の中にも危険はいっぱい

交通事故と聞くと、歩いているときに突然車が突っ込んできて…という
イメージが思い浮かぶかもしれませんが、乗っているときにも
危険はあるものです。
 

 
チャイルドシートの使用が義務付けられるようになりましたが
過去の調査では5歳までチャイルドシートを使用しているのは
全体のわずか3割程度しかいなかったそうです。
子どもが嫌がったとしても、急ブレーキなどで命の危険に
さらされることもありますので、必ず着用させましょう。

また、6歳を過ぎていても身長が足りなければ
シートベルトが首とお腹にかかってしまい、事故などの大きな衝撃をうけた場合
首や内臓に大きなダメージを受け、骨折や内臓損傷といった大けがに
なる危険性が高くなるのです。
きちんと肩と腰に着用することが難しい場合は、6歳を過ぎていても
チャイルドシートに座らせるようにしましょう。

 


 
 

ドアの指はさみは、誰しも小さい頃一度は経験した頃があると思います。
命にかかわることではありませんが、指先がつぶれる大ケガになることも。
すき間に指を挟まないように、子どもの手の届く範囲には
牛乳パックを切ったものでガードしておくなど工夫しておきましょう。

事故はあってからでは遅いのです。
日頃から危険な個所を把握して、事故の予防をしていきましょう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 


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