食事の好き、嫌いは思い出から作られます

みなさん、こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミーのゆうこです!ヾ(*⌒▽⌒*)ノ

子どもの食事の悩みで上位にいつもあるのが“好き嫌い”
この好き嫌いを作っているのは、食べることへの経験不足と
幼い頃の記憶が関係しています。

本日は、「食事の好き、嫌いは思い出から作られます
についてお話します。
 


 
 

記憶がつくる好き嫌い

食べ物の好き嫌いは、食べることへの経験不足と
幼い頃の記憶が関係しています。

はっきりと好き嫌いが出てくるのは、2~3歳以上から。
子どもの記憶が残るのはだいたい3歳くらいからなので
それ以前はそれほど出てきません。

大人でも、「魚の目が怖い」「手羽先は鳥の形が残っているから嫌」など
嫌な経験や体験をして食べられくなったという方は多いです。
そのように、食事には「心」が大きく影響します。

テーブルの上で教え込むより、大人の姿から学ばせるのが大切です。
なかなか子どもがブロッコリーを食べないと思っていたら
パパもブロッコリーを残していた、なんてことも。

大人が食べているものを子どもはちゃんと見ています。
子どものころに苦手だった渋みや苦みのある食べ物も、
大人がおいしそうに食べていた記憶があれば
いつか食べられるようになります。

 

遊び食べも成長には必要不可欠

食事中に食べ物を手でぐちゃぐちゃにして、床にポイ!
テーブルや床も汚れるし、人前でもしたらどうしよう…と
つい憂鬱になってしまいます。

ですが、本来赤ちゃんは遊び食べをするもの。
こういった行動を通して次第に自分で食べる方法を覚えていきます。
ずっと続くわけではなく、3歳くらいになれば落ち着いてきます。

遊び食べが嫌でずっと口を「あーん」させて食べさせていては
いつまでたっても自分で食べられるようにはなりません。

そのために、まずは部屋が汚れてしまうことは覚悟しましょう。
気になる人は、テーブルの下に新聞紙やビニールシートを敷いてから
食事を始めることをおすすめします。

 

マナーよりも「楽しい」を優先

乳幼児期の食事は、マナーよりも楽しいことが優先。
それには子どもの発達を見極めることが大切です。

  
  

スプーンを持ちたがったら、まだ親が食べさせている段階でも
持たせてみても大丈夫。
スプーンに興味をもつということが自分で食べることへの第一歩。
コップも、上手につかえるようになる年齢は
子どもによってそれぞれ違いますので、上手にサポートしましょう。

好きなようにさせていれば、早く、しっかり食べられるようになります。
失敗したからといって叱るのではなく、できたことをほめてあげましょう。

 


 
 

大好きな信頼できる相手と一緒に食べることで
心が満たされ、食べることが好きになっていきます。

完璧な栄養を!とイライラしながら食べさせるよりも
みんなが笑顔で楽しく食べることのほうが大切です。

なかなか食べるときに落ち着かない子は
彩りを考えたり食器を好きなキャラクターの柄に変えてみたり
食べることへの興味がわくように工夫して
たのしいごはんタイムを過ごしてくださいね!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 


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