0歳からの「算数力」の育み方 【浦谷博士の子育てコラム】

幼児教室

みなさん、こんにちは。

EQ力を育てるEQWELチャイルドアカデミーの浦谷です。
今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!

ママ
ママ
子どもの「算数力」はいつ頃から身につくのでしょうか?
EQWEL
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子どもの「算数力」は、生まれてすぐから育まれ始めているのです。

 

新生児を対象とした研究では、
何と生後2日目から「数の感覚」を持っている
ことがわかっています。

しかも、生後6か月における「数の感覚」の能力は、
その子の最終的な算数・数学の能力と比例するとのこと。

 

ママ
ママ
子どもの「算数力」を育むには、どうしたらよいのでしょうか?
EQWEL
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0歳からできる方法は、「意識的に、数の言葉をたくさん使うこと」です。

モノや秒数を数えるときに「1、2、3、4、5」と声に出して数えたり、
モノを渡すときに「三つだね」と、数の言葉を添えて渡したりします。

少し大きくなって、数が10まで数えられるようになったら、
どっちが多いか少ないかを聞いたり、
「同じ数ずつみんなに配ってね」など、
色々なものを分けるお手伝いをさせたりします。
 

 
また、「大きい・小さい」「近い・遠い」「高い・低い」など、
「空間に関わる言葉」もたくさん使いましょう。

算数力は「空間認識能力」と密接に関わり合っていることもあり、
こういった「空間に関わる言葉」をたくさん聞いていると、
将来算数で必要な、頭の中でモノを回転させたり、
立体物の写し描きをしたりするスキルの基礎が育まれていくのです。

このようにして育まれた「数の感覚」や「空間認識能力」は、
やがて「算数力」の土台を形成します。

小学生に上がるときの「算数力」は、小学3年生時の「算数力」と「言語力」に、
そして15歳時の「数学力」に相関するとのこと。

「算数力」を育むのに、遅すぎるということはありません。

【ポイント】

今日から意識して、数や空間の言葉をたくさん使うようにしましょう。

 

その一つひとつの言葉が、子どもの「算数力」を育んでいくのです。(浦谷 裕樹)

 

【参考】『3000万語の格差』ダナ・サスキンド[著](明石書店)

 


 


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