「好奇心の芽」を育て、能力を伸ばそう
こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。
子どもの能力が伸びるのはどんなときかご存知ですか?
それは、子どもが自ら「知りたい」「やりたい」という好奇心を感じるその瞬間なのです。
今回は「好奇心の芽」を育て、能力を伸ばそうというテーマでお伝えいたします。
【もくじ】
1.子どもの能力が最も伸びるタイミングとは?
2.好奇心の芽を育む図鑑の力
3.興味があることは覚えられる理由
1.子どもの能力が最も伸びるタイミングとは?
子どもが一つのおもちゃばかりで遊んでいる、ティッシュペーパーを引っ張り出し続ける、「なんで○○なの?」と質問がやまない…
親としては大変なことだと思います。
しかし、子どもの能力が伸びるのは好奇心を感じているその瞬間なのです。
子どもが自ら「知りたい」「やりたい」と感じるその好奇心の芽は、能力を開花させる鍵となります。
2.好奇心の芽を育む図鑑の力
東北大学の瀧靖之教授は、子どもの脳を好奇心たっぷりの脳に育てるのに「図鑑」をおすすめしています。
本を読むときには、脳の中の「言語野」と呼ばれる、話す・書く・読むといった能力をつかさどる部位が活性化します。
さらに豊富な写真やイラストを見ることで、図形の認識や空間認知を担う脳の部位も活性化するのです。
脳への刺激ということだけを考えても、図鑑は子どもの成長によいと言えるでしょう。
さらに子どもが図鑑で電車に興味を示したら、実物を見に駅や鉄道博物館へ連れていく。公園で見つけた花を、図鑑で探してみる。
といった風に、図鑑とリアルな体験を結びつけることで、子どもの好奇心を伸ばすことができます。
3.興味があることは覚えられる理由
記憶の研究で有名な東京大学の池谷裕二教授は、「興味・好奇心があると、楽に覚えられる」と言います。
脳内で記憶をつかさどる「海馬」は、興味を感じたときに「シータ波」という脳波を発生させます。
シータ波が出ている海馬は、少ない刺激でも活性化し、記憶が定着しやすくなるのです。
うまく刺激すると、なんと10分の1の刺激で活性化するとのこと。
これは、「興味があることは10倍記憶に定着しやすい」ということです。
好奇心があることに対して、脳は記憶力が高まるようにできているのです。
・好奇心を感じている時に子どもの能力はどんどん伸びる。
・文字や絵や写真が豊富な図鑑は、好奇心の芽を育むのに最適。
・興味があることは10倍記憶に定着しやすい。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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