「子育ち力」とは?子が持つ自ら育つ力を信じよう

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

子どもは「育てる」ことを意識しなくても、自分で「育つ」力を持っています。
子どもは、親の背中を目指して、勝手に育っていくのです。
筑波大学の安梅勅江教授は、このように子どもが自ら育つ力を「子育ち力」と呼んでいます。

今回は、「子育ち力」とは?子が持つ自ら育つ力を信じようというテーマでお伝えいたします。

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1.親が疎ましいと感じていた思春期

EQWELチャイルドアカデミーの浦谷氏は思春期の頃、親を疎ましく思っていたそうです。

私自身、思春期に無性に父親が疎ましく感じるようになり、
反抗心が芽生え、最後には「父親のようにはなりたくない」と思うようになっていました。

その後、学生時代に「このままではいけない」と思い、
さまざまな心理ワークによって父親に対する悪感情を解消し、
今では「とても大切で尊敬すべき人間である」と感じるようになりました。

 

2.親を見本に、親の背中を見て学ぶ

しかし、父親を疎ましく感じていたときも、大切に思うようになった後も、
変わらず自分がさまざまな面で父親に似てきていると感じています。

私の父は研究者で、いつも研究や趣味に忙しく、
物心がついてからはほとんど一緒に遊んだ記憶がありません。
子ども時代には、直接育ててもらったという覚えがないのです。

しかし、中学、高校と進むにつれて、いつの間にか父と同じように学問に楽しさを感じるようになり、
学生時代には父と同じ生物系の学科を選び、父と同じように研究の道に進んでいました。
今になって振り返ってみると、父親を見本にして、
父親の背中を目指して勝手に育っていたのだな、ということがよくわかります。
子育ち力

 

3.「子育ち力」を引き出すために

私にも子どもがいますが、同じように、本人が望む望まないに関わらず、
今の私の姿を目指して(または反面教師として)育っていっています。
「育てる」ことを意識しなくても、子どもは勝手に「育つ」ものなのです。

筑波大学の安梅勅江教授は、このように子どもが自ら育つ力を「子育ち力」 と呼んでいます。
子育ち力を引き出し、発揮させるためには、子どもを信頼し、
子どもが育つ環境の質を高めることが重要だといわれています。
質を高めるためには親の在り方・接し方も重要です。
人間なかなか急に変わることは難しいですが、少しずつ「子育ち力」を刺激できるようになっていきましょう。

【まとめ】
・子どもには、親の背中を見て育っていく「子育ち力」がある。
・親は、子どもの子育ち力を信じて成長によい環境を整えてあげればよい。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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