「やり抜く力」が人生を成功へと導く!

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

「人生を成功へと導く究極の能力は、『やり抜く力』である」
人の成功に関する研究で、アメリカの「天才賞」と呼ばれる「マッカーサー賞」を受賞した、ペンシルバニア大学のアンジェラ・ダックワース教授の言葉です。

今回は、「やり抜く力」が人生を成功へと導く!というテーマでお伝えいたします。

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1.「やり抜く力」とは

アンジェラ・ダックワース教授は、
「やり抜く力」=「情熱と粘り強さを併せ持っていること」
と定義しています。

これは 、日本でいうところの「努力」「根性」「堅忍不抜」と呼ばれている資質だといえるでしょう。
物事を成し遂げるために、これらが重要であることは、昔から当たり前のようにいわれています。

 

2.「やり抜く力」が必要という科学的根拠

「やり抜く力」が物事を成し遂げるために必要であるという根拠は、科学的にも裏付けられています。

1940年にハーバード大学の研究者たちは「人々がより幸福になり、人生で成功を収める秘訣を探るための研究」を行いました。「トレッドミル実験」と 呼ばれているものです。

トレッドミルとは、トレーニングジムにある傾斜を変えられるランニングマシンのことで、この実験では「スタミナと意志力の強さ」を調べるために、学生たちは5分間、かなりの急傾斜と速度に設定されたトレッドミルで走るように指示されたのです。

結果、学生たちがもちこたえた平均時間は4分で、中には1分半しかもたなかった学生もいました。そして、実験に参加した学生たちを対象に、その後も定期的に追跡調査が続けられました。

すると、参加者たちが60代になった頃の心理学的適応(一般的な社会生活を問題なく送れること)は、20歳のときにトレッドミル実験で走った分数から、かなり正確に予想できることがわかったのです。
さらに詳しく調べると、走った分数の長さは体格や基礎体力とは関係がなく、意志力の強さに関係していることも判明しました。

やり抜く力

 

3.「トレッドミル実験」からわかること

この実験から、人生という長いマラソンでどこまで頑張れるかは、体格や基礎体力の違いによるのではなく、つらい中でも努力を続ける意志力の強さにかかっているのです。
この「努力を続ける意志力の強さ」はまさに「やり抜く力」であるといえます。

次回は「やり抜く力」の育て方についてお伝えします!

【まとめ】
・「やり抜く力」(情熱と粘り強さ)が、人生の成功を決めるカギになる。
・若い頃の「やり抜く力」の強さは、年齢を重ねても衰えない。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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