「やり抜く力」を伸ばすマインドセットとは?
こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。
前回、「やり抜く力が人生を成功へと導く」とお伝えしましたが、どうすれば「やり抜く力」を育むことができるのでしょうか。
実は「やり抜く力」の基盤には、「マインドセット(考え方のクセ)」が大きく関わっているのです。
今回は、「やり抜く力」を伸ばすマインドセットとは?というテーマでお伝えいたします。
1.あなたのマインドセットは?
まずは、みなさんの知的能力に関する「マインドセット」を調べてみましょう。
次の4つの項目を読んで、それぞれ賛成か反対かを考えてみてください。
1.知的能力は人の基本的な性質であり、ほとんど変えることはできない。
2.新しいことを学ぶことはできるが、知的能力自体を今よりも向上させることはできない。
3.もともとのレベルにかかわらず、努力次第で知的能力はかなり向上させることができる。
4.知的能力はつねに大きく向上させることができる。
この項目を作成したスタンフォード大学のキャロル・ドウェック教授によると、この答えにより「固定思考」「成長思考」どちらの思考を持っているかわかるとのこと。
■1・2に賛成、3・4に反対した場合
→「知的能力は変えられない」という考え方をする「固定思考」型の人
■1・2に反対、3・4に賛成した場合
→「知的能力は変えられる(伸ばせる)」という考え方を持った「成長思考」型の人
2.マインドセットによる捉え方の違い
「マインドセット」が違うと、困難やピンチ、挫折の捉え方が大きく異なります。
「固定思考」の人は、挫折の経験を「能力がない証拠」として解釈し、「成長思考」の人は、「努力が足りなかった証拠」と受け取ります。
さらに「固定思考」の人は、挫折後に努力しなくなってしまい、「成長思考」の人はいっそう努力するようになるので、結果として、両者の間には、大きな差が生まれるのです。
3.成長思考の人はやり抜く力も高い
「マインドセット」 は 「やり抜く力」にも大きく関係があります。
2000名以上の学生を対象とした実験で、「成長思考」の人は「固定思考」の人に比べて、「やり抜く力」がはるかに高いということがわかっています。
「やり抜く力」を養うためには、まず「マインドセット」を「成長思考」に変換させることからはじめましょう。
【まとめ】
・「成長思考」の人は挫折をしても「努力がなかった」と捉え、一層努力しようとする。
・「やり抜く力」を伸ばすには、まずは、「マインドセット」を変えること。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
『子どもの天才脳を育てるコツ』好評販売中!
『ポジティブ育児メソッド』 浦谷 裕樹[著]好評発売中!
https://www.eqwel.jp/30th/book_pojiiku.html
『子どもの未来が輝く「EQ力」』 浦谷 裕樹[著]好評発売中!
https://www.eqwel.jp/30th/book.html