比べない子育て!子どもの過去と現在を比較する「垂直比較」のススメ

最終更新日:2024/03/07

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

「あの子はあんなにできているのに、なんでうちの子はまだできないの?」
子育てをしているとついしてしまうのが、他の子との比較。

自分の子と同じくらいの年齢の子どもを見ると、無意識に比較してしまうという方も多いのではないでしょうか。

子どもを他人と比べるという行為は、個性や特徴を知るためには大切なことですが、
度が過ぎると子どもの育ちに悪影響を与えてしまいます。

今回は、比べない子育て!子どもの過去と現在を比較する「垂直比較」のススメというテーマでお伝えいたします。

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1.「比較」することがもたらす悪影響

他の子とわが子を比べて、わが子に劣っている点があったときに、
その欠点にばかり意識がいき、頭から離れなくなってしまったことはありませんか?
他の子との比較の行き着く先は、欠点の発掘と深掘りです。

欠点をたくさんあげつらうと、子どもはどんどん自分のことを「過小評価」するようになります。
そして「劣等感」にさいなまれ、自信を失っていくのです。

 

2.「比較」は幸福度を下げる?!

また、「あの人はできるけど、自分はできない人間だ」と、
考え方が「能力は変えられない」という「固定思考」になり、
チャレンジ精神や、やり抜く力といったポジティブな資質・能力がしぼんでいくのです。

さらに残念なことは、比較することで、幸福度まで下がってしまうことです。
幸福学では、人との比較による幸せは長続きしないことがわかっています。

比べない子育て

 

3.過去の子どもと比べる「垂直比較」がおすすめ!

もし比較をするなら、わが子を他の子と比較する「水平比較」ではなく、
わが子の過去と現在を比較する「垂直比較」をするようにしましょう。

「垂直比較」なら、
「鉛筆の持ち方がよくなったね!」
「前よりも早く丁寧に迷路ができるようになったね!」
と、ほめるポイントがたくさん見つかります。

東京大学合格者数で39年連続日本一の開成中学・高校の柳沢幸雄前校長も、
子どもの自信を育むためのポイントとして、この「垂直比較」を勧めています。

「水平比較はせず、垂直比較をする」ことが、自信を育み、伸びしろのある子に育てるための重要なカギとなるのです。

【まとめ】
・他の子と比較する「水平比較」は、欠点を発掘・深堀する行為
・子どもの過去と比べる「垂直比較」で、子どもの成長に目を向ける
・「垂直比較」により、親子ともに成長思考となり、幸福度も上がる

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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