早期教育とは?幼児教育との違い、メリット・デメリットを分かりやすく解説

脳の発達を促すには、「早期教育」が良いと言われています。
ですが、早期教育が具体的に何を指すのか、幼児教育と何が違うのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、早期教育とは何か、幼児教育との違いを解説したうえで、早期教育のメリット・デメリットを詳しく解説します。

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早期教育とは

早期教育とは、知的好奇心が高く、脳が柔軟な幼い子どもに対して行われる教育のことです。できるだけ早い時期から教育を開始することで、脳が活性化され、将来優秀な人間に育つと考えられています。

早期教育の歴史は非常に古く、日本の江戸時代(1603年〜1868年)か、またはそれ以前から存在していたと言われています。
日本では、1970年に出版されたソニーの創業者である井深大氏の「幼稚園では遅すぎる」という本をきっかけに第一次早期教育ブームが起こり、子どもへの教育などを熱心に行う家庭が増えました。

その後、1980年にゆとり教育が導入されたことで、早期教育のブームは一度終焉を迎えましたが、1990年代には私立一貫校の人気が高まったことなどを理由に第二次早期教育ブームが起こり、現在に至ります。

第二次早期教育ブーム以降、日本の早期教育のジャンルは多岐に及んでおり、英語や文字の読み書き、計算、ピアノ、サッカーなどさまざまな教室が人気を集めています。

一方で、日本以外の非英語圏の国々の早期教育では、英語が突出して高い人気を誇るのが特徴です。とくに韓国では、英語を話すベビシッターを雇ったり、母親と子どもだけでアメリカに留学したりする家庭も少なくないと言われています。
また、ヨーロッパ圏では、日本の小学校で行われているような教科ごとの教育が、保育園や幼稚園でも行われています。

早期教育に関心がない国はほとんどなく、世界的に見ても「子どもへの教育は早めにスタートすべきだ」という考え方が主流です。

早期教育と幼児教育の違い

早期教育と混同されがちなのが、幼児教育です。
早期教育と幼児教育は、「未就学児の子どもを対象にして行われる教育」という点においては共通しています。

しかし、2つの教育はその目的に明確な違いがあります。
早期教育は、読み書き、計算、英語、芸術、スポーツなど、特定分野の能力を高めることを目的に行われるのに対して、幼児教育は、社会性や主体性など、生きるために必要な力を伸ばすことを目的に行われています。

幼児教育を行う「幼児教室」は、必ずしも読み書きや計算を教えるわけではありません。
それよりも、生きるために必要な非認知能力を伸ばすことが重視される傾向にあります。

もちろん、早期教育も幼児教育も、子どもの発達に良い影響をもたらします。
「小学校に入る前に基礎的な学習能力をつけたい」という目標があるなら、早期教育を始めるのが良いでしょう。

一方で、「脳を発達させたい」「積極性を養いたい」などの目的で始めるなら、人との関わりなどをきっかけに非認知能力を伸ばせる幼児教育を始めるのがおすすめです。

天才脳を育てる幼児教室「EQWEL(イクウェル)」でも、生後0~5ヶ月の赤ちゃんとママやパパに向けてレッスンを行っています。
子どもへの具体な働きかけ方、脳への刺激の与え方について学ぶことができます。

早期教育で得られる4つのメリット

早期教育で得られる4つのメリット

続いては、早期教育で得られる4つのメリットを紹介します。

脳の発達を促せる

人間の脳は3歳までに約80%、6歳までに約90%成長するといわれています。
この時期の子どもの脳は柔軟性が高く、新しい知識をどんどん吸収して成長していきます。

将来「頭の良い子」になって欲しいなら、0〜3歳の間に早期教育を始めましょう。

もちろん、「3歳を過ぎたら早期教育をしても意味がない」というわけではありません。
4歳以降の子どもの脳でも、年齢に合わせた適切な刺激を与えてあげることで、発達を促すことができます。

基礎学力が身につく

就学前の子どもに早期教育を行うことで、基礎学力が身につくというメリットがあります。
基礎学力とは、読み、書き、計算のことで、小学校で習う国語・算数の基礎になる部分です。

基礎学力が身についた子どもは、小学校に入学してからも、スムーズに学習に取り組むことができるでしょう。

成功体験で自信がつく

早期教育を行うことで、成功体験を積み重ねることができます。

もちろん、初めからすべてが上手にできるわけではありません。
上手に読み書きができない子もいれば、数字が苦手な子もいます。

しかし、諦めずに考え続けた結果「分かった!」という成功体験は、子どもの自信につながります。

幼児期に身につけた自信は、一生モノの宝物になります。
小学校になってからはもちろん、その先もずっと、新しいこと・難しそうなことへの挑戦を後押ししてくれるでしょう。

好奇心や興味が広がる

就学前の子どもは、知的好奇心の塊です。
保育園や幼稚園、幼児教室に通えば、子どもたちの好奇心を刺激するさまざまな体験が待っています。

このような体験に対して熱心に取り組むことで、「これは好き」「これはあまり好きじゃない」など、自分の得意分野を知ることにもつながります。

得意分野を見つけることができれば、子ども自身が楽しみながら、自分の能力を伸ばせるようになるのです。

早期教育は意味ない?知っておきたいデメリット

早期教育は意味ない?知っておきたいデメリット

早期教育に熱心な家庭がある一方で、「早期教育は意味がない」「子どもの発達に悪い」と考える家庭があることも事実です。
なかには「配偶者と意見が合わない」と悩む方もいるかもしれません。

確かに、早期教育にもデメリットはあります。
それは、ママやパパの過度な期待が、子どもの精神的な負担やプレッシャーを与える可能性があるということです。

早期教育は、子どもの知的好奇心を刺激し、興味を深めることが目的のはずなのに、子どもが負担に感じてしまっては意味がありませんよね。
早期教育に取り組むなら、無理矢理やらせるのではなく、子ども自身が楽しむことが何よりも大事です。

「教育」と堅苦しく捉えることなく、「新たな遊び場を提供する」ぐらいの気持ちのほうが、子どもに良い刺激を与えてあげられるでしょう。

早期教育ができる幼児教室は「EQWEL(イクウェル)」

早期教育ができる幼児教室は「EQWEL(イクウェル)」

早期教育は、0歳の赤ちゃんからでもスタートできます。
人間の脳は3歳までに約80%、6歳までに約90%成長するといわれているため、早期教育に「早すぎる」ということはありません。

とはいえ、何から始めれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。
子どもの早期教育を真剣にお考えなら、0歳から通える幼児教室「EQWEL(イクウェル)」にぜひご相談ください。

EQWEL(イクウェル)では、年齢に合わせた適切なプログラムを用意しており、ママやパパに向けたご家庭での教育の取り組み方についてもアドバイスさせていただいております。
教室は全国各地にあり、お近くの教室に通っていただくことが可能です。

脳の発達を促す早期教育に興味がある方は、ぜひEQWEL(イクウェル)までお気軽にお問い合わせください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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