プレ保育とは?申し込む時期や料金、幼児教室との違いを分かりやすく解説

プレ保育とは、本格的に幼稚園に通うことになる年少児よりもひとつ下の学年の子どもを対象に、入園体験を行うクラスのことです。
来年度に満3歳になるお子様がいる保護者のなかには、プレ保育に通わせるべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、プレ保育の概要や料金の目安、幼児教室との違いを分かりやすく解説します。

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プレ保育とは何か?

プレ保育とは何か?

プレ保育とは、年度内に満3歳になる子どもを対象とした、入園体験クラスです。
プレ幼稚園、プレスクールと呼ばれることもあり、通う回数(週1日〜5日)や保育の内容は園によって異なります。

基本的には、次年度からその幼稚園に入園する子どもを対象としており、園の環境に慣れてもらうことを目的に実施している幼稚園が多いです。

もちろん、プレ保育に通ったからといって、必ずその幼稚園に入園しなければならないわけではありません。
実際に幼稚園での生活を体験したうえで、入園するかどうかを決められるのがプレ保育の魅力です。

プレ保育はいつから?

プレ保育は、幼稚園に入園する1年前から利用することができます。
多くの園では、4月や5月にスタートし、年度末の3月まで通い続けることになります。
プレ保育は年度内に満3歳になる子どもを対象としているので、実際に通い始めるのは2歳です。

ただし、2年保育の幼稚園の場合は、プレ保育の対象年齢が1歳上がります。
2年保育のプレ保育は、年度内に満4歳になる子どもを対象とするため、通い始めるのは3歳です。

プレ保育についての説明会は、毎年11月頃に開催している幼稚園が多いです。
説明会後すぐに申し込みが開始され、定員になると締め切られるので、早めに日程をチェックしておくことをおすすめします。

プレ保育の料金は?

プレ保育の料金は?

プレ保育の料金は、幼稚園によって異なります。
一般的には、入園料が無料〜数万円、保育料(月額)が5,000〜10,000円程度です。

また、給食がある幼稚園の場合は、給食費がかかります。
スクールバスを利用するなら、バスの利用料金がかかるでしょう。

ほかにも、スモックや鞄などの購入費用がかかることがあります。
詳細は幼稚園のHPや説明会で確認するようにしましょう。

ちなみに、プレ保育の保育料は、幼児教育・保育の無償化の対象外です。

プレ保育って何をするの?【1日の活動内容】

プレ幼稚園の目的は、子どもに実際の園生活を体験してもらうことにあります。
そのため、室内・戸外遊びはもちろん、制作活動やお歌など、実際に体を動かしたり、音楽を楽しみながら活動をする幼稚園が多いようです。

プレ保育の1日の流れは、幼稚園によって異なります。
以下は、プレ保育の1日の活動内容の一例です。

時間 活動内容
9:00〜10:00 順次登園(シール貼り、お絵描きなど)
朝の会
10:00〜11:00 自由遊び
11:00〜12:00 クラスでの活動(お歌、手遊び、絵本の読み聞かせなど)
12:00 昼食(お弁当・給食)
13:00 帰りの会
降園

上記は昼食ありのプレ保育の例ですが、午前保育のみのケースもあります。

また、プレ保育は毎日ではなく、週1回、月に数回などの幼稚園もあります。
スケジュールが重ならなければ、複数の幼稚園のプレ保育を掛け持ちすることも可能です。

プレ保育に通わせるメリット

子どもをプレ保育に通わせるメリットは、以下の通りです。

  • ・幼稚園での生活を体験できる
  • ・通わせたい幼稚園に優先的に入れる
  • ・集団での遊びやコミュニケーションから、社会性が身に付く
  • ・言語力、感情のコントロール能力が高まる
  • ・トイレトレーニングがスムーズになる

人気の高い幼稚園は、プレ保育の時点で定員がいっぱいになるケースも珍しくありません。
希望する幼稚園があるなら、プレ保育の有無については早めに確認しておくことをおすすめします。

プレ保育に通わせることで、一足早く子どもに集団生活を体験させてあげられます。
集団での遊びから社会性が身につき、言語力が高まったり、トイレトレーニングが完了に向かったりと、さまざまなメリットがあるようです。

また、保護者にとっても、入園前にママ友ができるなどのメリットがあるでしょう。

プレ保育にはデメリットもある?

メリットばかりに思えるプレ保育ですが、以下のようなデメリットも存在します。

  • ・費用がかかる
  • ・子どもにストレスがかかる可能性がある
  • ・親と関わる時間が減る

先ほども説明しましたが、プレ保育の保育料は幼児教育・保育の無償化の対象外です。
プレ保育の料金は幼稚園によって異なりますが、1年間通わせる場合、10万円以上の費用がかかることが想定されるでしょう。

そして、気をつけなければならないのが子どもたちの精神面の負担です。
生まれてからずっと親と一緒に過ごしてきた子どもたちにとって、初めて親と離れ、集団で過ごすことは大きなストレスになってしまう恐れがあります。

親と関わる時間が減ることで、不安に感じる子もいるでしょう。

プレ保育と幼児教室の違い

言語力を向上させたい、社会性を身に付けさせたいという理由でプレ保育を検討するなら、幼児教室に通わせるのも一つの方法です。

幼児教室とは、0〜6歳児を対象とした、脳や身体の成長を促す教育機関です。
親子一緒に入室できる教室も多いので、プレ保育での母子分離に不安がある場合も、ストレスなく通いやすいでしょう。

他にも、幼児教室には以下のようなメリットがあります。

  • ・協調性が身に付く
  • ・自己肯定感が高まる
  • ・表現力が身に付く
  • ・言語力を伸ばせる
  • ・子どもとの関わり方のアドバイスがもらえる
  • ・ママ友ができる

幼児教室に通うことで、子どものさまざまな能力を伸ばすことができるのはもちろん、保護者にとっても子どもとの関わり方を学べるというメリットがあります。

また、幼児教室なら時間も短く、子どもの負担も少ないので、プレ保育に通わせるのに不安がある場合にもおすすめです。

プレ保育と幼児教室は両方通える!

プレ保育と幼児教室は、両方通わせることも可能です。
プレ保育に入園する前の準備として幼児教室に通わせた後、そのまま併用される方も多いです。

もちろん、子どもに合わせて、どちらか一方を選択するのも良いでしょう。
例えば、以下のようなケースでは、プレ保育がおすすめです。

  • ・子どもに園生活を体験させてあげたい
  • ・母子分離のトレーニングがしたい
  • ・人気の園にどうしても入園したい

一方で、以下のような目的なら、プレ保育よりも幼児教室がおすすめです。

  • ・子どもの才能を引き出したい
  • ・言語力を伸ばしたい
  • ・表現力を身に付けさせたい
  • ・将来の可能性を広げたい
  • ・子どもとの関わり方を学びたい

EQWEL(イクウェル)の幼児コースでは、お子様の好奇心をやる気につなげるレッスンを行っています。言語能力を伸ばすためのレッスンだけでなく、瞬間記憶を身につけるトレーニングや空間認知力を伸ばす知育遊びなど、多彩な内容でお子様の才能を引き出すことが可能です。

0歳児からコースをご用意しているので、現在1歳・2歳のお子様も通っていただけます。
もちろん、プレ保育や幼稚園との掛け持ちも可能です。

レッスンは1回50分で、保護者と一緒に受けることができるので、「子どもに負担をかけたくない」という方にもおすすめです。「子どもの才能を引き出したい」「言語力を伸ばしたい」「という方は、ぜひお気軽にEQWEL(イクウェル)にお問い合わせください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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