肌の触れ合いが心をつなぐ。「抱きしめ」と「タッチケア」の大切さ
こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。
今回も、おうちでできる幼児教育のコツをお伝えします!
幼児期の子どもとのコミュニケーションには、言葉だけではなく、身体的な接触・ふれあいが必要です。
触れることによる安心や満足は、何にも代えがたい愛情の証なのです。
今回は、【肌の触れ合いが心をつなぐ。「抱きしめ」と「タッチケア」の大切さ】
というテーマでお伝えいたします。
①:肌が触れ合うことの効果
②:タッチケアというコミュニケーション
1. 肌が触れ合うことの効果
子どもには、心の中で思っているだけではなく、目で見て、肌でわかり、耳で聞こえるように愛情を伝えなければなりません。そのため、「抱きしめ」と「タッチケア」は、最高のスキンシップになります。幼少期の肌の触れ合いは、情緒の安定、将来の心の健康、人と親密な関係を築く力を与えてくれます。
「子どもは母親に抱きしめてもらい、たっぷり愛情をかけられると、自分の存在に自信をもてるようになります。そうすると、成長に伴って、徐々に母親以外にも関心が出てきたときに、安全地帯である母親を中心に、少しずつ活動範囲を広げ、周りのものに働きかけることができるようになっていくのです。何かしら問題があったときには、安心できる母親のもとへ帰ってきて、エネルギーを充電し、また外に出ていく。そのため、たくさん抱きしめてもらった子どもは強くたくましく育っていき、心が満たされ、穏やかで、吸収力がよく、他の子どもに対して深い愛情をもった人に成長していきます。
EQWELチャイルドアカデミーでは、「心をつなぐ抱きしめ」をすすめています。
子どもをギューッと抱きしめながら、言葉をかけましょう。
すると、目と耳と肌から、母親の愛情がしっかりと伝わるのです。
2. タッチケアというコミュニケーション
赤ちゃんには適度にタッチケア(マッサージ)をしてあげるとよいでしょう。
赤ちゃんとのスキンシップに関する研究では、タッチケアを行った乳児は、認知、適応の能力や、社会性が高まった上に、「身体の健康への効果」や情緒の安定や感情表出などの「心理的健康への効果」、愛着形成などの「母子関係を良好にする効果」など、多方面にわたるプラスの作用が確認されました。
「タッチケアでは、赤ちゃんを優しく「なでなで」してあげましょう。室温は20~25度くらいの場所で、生後2ヵ月くらいから1回約15分程度が適しています。マッサージオイルを塗って行うのもおすすめです。
始めるときに、赤ちゃんと目を合わせて「今からマッサージをはじめようね」と声をかけ、赤ちゃんの全身を足からはじめて、おなか、胸、肩、腕、手、背中、お尻へと、ゆっくりと優しく「なでなで」してあげます。
【まとめ】
・肌の触れ合いは、情緒の安定や、人と親密な関係を築く力を与えてくれます。
・タッチケアは、母子関係を良好にするなど様々なプラスの作用があります。
いかがでしたでしょうか。
触れ合うことの大切さについて、改めて気づくこともあったかと思いますので、子どもとのコミュニケーションでぜひ活かしていただければと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【出典】子どもの未来が輝く「EQ力」 | 浦谷裕樹著(プレジデント社)